作品一覧 2019/04/23更新 生き物はどのように土にかえるのか 試し読み フォロー キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 大園享司の作品をすべて見る
ユーザーレビュー キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代 深澤遊 / 大園享司 大変面白い一冊だった。タイトル通り、「枯れ木の中」でのキノコやカビの戦いーいかに資源を取るか、どのように資源を利用するかーということについて色々な角度から、分かりやすく示してくれる一冊である。この本を読んでから森に行ったら、ただの丸太や立ち枯れの木が大変魅力的に見え、覗き込まずにはいられなくなってし...続きを読むまった。そして「これがあの本で言ってた線だな」とか「今こういう腐朽段階だろうな」とか、新たな発見も沢山あった。 Posted by ブクログ 生き物はどのように土にかえるのか 大園享司 生物学(生命科学)を学ぶ醍醐味は、生物観や生命観が、自分の中で構築・再構築・増築されていくことにあると思っているのですが、まさに、そういったことが可能な本だと思います。 しかも、「生」よりもむしろ、「死」に焦点を当てることで、生物観や生命観が構築・再構築・増築されていくことに、この本の魅力があると...続きを読む思います。 また、この本の魅力は、科学的な知見は、たくさんの科学者による、地道で継続的な観察と考察の上に成り立っていることを感じられる点、にもあると思います。 たくさんの人に読んでほしい本の1冊です。 Posted by ブクログ 生き物はどのように土にかえるのか 大園享司 露骨に「ああ、孤独死はしたくないな」と思ったり、キノコの構造を思いながらエノキの味噌汁をすすったり。題材にもかかわらずこのさわやかさ。 Posted by ブクログ キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代 深澤遊 / 大園享司 深沢遊『キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代』。森の木はだれがどうやって朽ちさせていくのかがテーマ。菌による不朽の種類とか、そもそも木って何なのかなど学びがたくさん。この本を読んでる期間に出会った切り株や枯れ枝の断面を見ると、たしかに菌による模様があり、見る目がかわった。 Posted by ブクログ 生き物はどのように土にかえるのか 大園享司 土にかえる、ということについて、生態学の視点から、かなり分かりやすく理解を深められる。 動物、植物、、、まずこれらが何出てきているか、をあらためて知る。そして腐敗や発酵という言葉、実際は何が起きているのか、科学的に考える機会を得られた。 分解と循環、絶えず私たちの命は巡っているんだなーと、 土だけじ...続きを読むゃなくて、大気にも、海にも還っていって、それを吸って、飲んで、食べて、生きているんだなーと思った。 Posted by ブクログ 大園享司のレビューをもっと見る