【内容】
「聴く力」があれば、人生の様々なことがうまくいくので、聴く力を磨こう。
聴くとは、相手に共感しながらきくこと。
共感しながらきくためには下記のことを気を付ける。
・まずは、相手を好きだと思うこと(尊重すること)
・話の内容が反発するような内容でも相手の気持ちには共感すること
・3つのない。
...続きを読む「さえぎらない」「否定しない」「アドバイスしない」
・相手の強い言葉(キーワード)をとらえて繰り返す。
・共感と同意は違う。(意見に同意できなくても共感はできる)
・沈黙は金(無理に話をしないのもテクニック)
また、聴くためには訊くことも必要で、以下の点を気を付ける。
・興味本位で聞かない(テーマとは関係ないことを)
・質問攻めにしない
・相手を誘導しない
訊くときに有効なテクニック
・混乱している相手には、「どうなったらいいと思う」と訊くのが有効
※どうしたいの?だと責めているニュアンスが入るので注意
・煮え切らない相手には、「今は10点満点中何点ですか?また、1点上げるためには、どうしたらいいと思いますか?」
・大きすぎる質問はNG。限定する「北海道はどうでした?(NG) 北海道では何かおいしいものをたべましたか?(OK)」
※何を答えたらいいかわからない。
【得たもの?やってみること】
とにかく相手に共感することから、はじめよう。
特に3つのないは実践してみよう。
自分の回答を考えながら聞いている時があるので、これをやめよう。
また、この本の中に今は情報過多で、それに溺れるために情報がなくては判断できなくなっている。
このため、月に1度は情報を遮断(テレビ、インターネットを見ない)して、自身の判断基準、価値観を見直すことをするといいとあった。
これもできればやってみたい。
【感想】
目新しいという感じはしなかったが、まとまっていて読みやすいと感じた。
実践しやすいテクニックもあって、役立ちそう。
あとは自分が実践できるかが問題。