ユーザーレビュー デイヴィッド・コパフィールド 五 ディケンズ / 石塚裕子 伏線回収も見事。しみじみとしており、精神の高潔さが脈打っている。 当時も、今も、ジェンダー観に揺さぶりを与えくれる。 オーストラリアへの移民が夢として描かれているのが、植民地時代の名残か。 Posted by ブクログ デイヴィッド・コパフィールド 四 ディケンズ / 石塚裕子 卑しさをこれ程までと言うほど描かれているし、崇高さも同じように描かれている。 やはりディケンズただ者では無い。 Posted by ブクログ デイヴィッド・コパフィールド 一 ディケンズ / 石塚裕子 1850年の作品だが、貧しき人、孤立する人、学校の心理など今も色あせない。ストーリーもうまく、先が気になる。 Posted by ブクログ デイヴィッド・コパフィールド 五 ディケンズ / 石塚裕子 まとまりすぎているくらい、まとまっている最後だった。 それぞれの人物が落ち着くべきところに落ち着いた、まさにそんな感じだ。 ディケンズは優しいな、と思う。 登場人物たちを大切にしている。 やや甘やかしているくらい、キレイな筋を作っている。 アグネスの件については、伯母さんになった気分でやきもきした。...続きを読む 面白く読めた。 本作には、様々な夫婦が登場する。 そこに視点を置いて読んでも、考えさせられたり、うなずいたり、楽しめた。 この作品は読む価値ありだと思う。 子どもたちにも薦めたい。 Posted by ブクログ デイヴィッド・コパフィールド 四 ディケンズ / 石塚裕子 ユライアのような、悪の権化のような人間は、周りにいる人間を次々に損なっていくのだなあ、と、怖くなった。 関わりたくない。 ドーラの能力の無さ、幼さ、そして純真さには、呆れる一方で、このような生き方しかできない人もいるのかもしれない、とも思った。 伯母さんのように、彼女を全面的に受け入れようと努力をす...続きを読むることが一番大切なのだ、と、デイヴィッドも気づく。 伯母さんが素晴らしい。 しかし、伯母さんにも弱い点があって、その不完全さに人間らしさを感じた。 多くの登場人物が絡み合って、最終巻へと話は進む。 早く続きを読みたい、という気持ちになった。 Posted by ブクログ 石塚裕子のレビューをもっと見る