こういうのは出版後早く読むべき、とおもうけど、研修資料に紹介されていて、読んでみた。
すでに常識になっていることもあったけど、第3章に出てくる、働き方と独占禁止法とか、人材獲得市場における独占禁止法などは今でも十分参考になると思われる。
また、独占禁止法がなぜ必要なのか書かれていたが、競争がなければ
...続きを読むイノベーションは生まれない。自分に選択権があり、選択権を行使できたということで、社会の満足度が高まる、独占禁止法は、自由、公正という価値を経済社会において保障しようという理念に基づくものと考えられる。とあり、民主主義にとってなくてはならない法律であり、制度なんだとわかった。
世界中の国が協力して、このような法律を整備しなければ、巨大企業には立ち向かう事は出来ないし、海外進出している企業は、よくよく調べないと日本よりはるかに高い罰金を課せられる事になってしまう。
具体的な事例で読みやすかった。