ユーザーレビュー まつりの夜、ぼくたちは。 咲間十重 夏祭りがある終業式の日、先生にダメ出しをされた 壁新聞のやり直しで残っていたら、閉じ込められた。 そこから始まる不思議な体験…というわけではなく 本当に普通に学校に閉じ込められただけ、でした。 何故この学校は、内側からカギが開かないのか。 閉じ込められた特別棟の1階は 何故金網がされているのか。 ...続きを読む この謎は、最後まで解けません。 もしかして…な、最後のヒント(?)はありますが。 むしろ、先生も謎ですが。 閉じ込められて外に出ようとする4人。 思春期の男の子の悩みではなく、人として、の 悩みを抱え込んでいる彼ら。 暗闇だからこそ、誰もいないからこそ、の吐露。 全員性格が違うので、助け合えたり励まされたり。 しかし親が、一応動いてくれてよかった、かと。 最悪、朝までそのまま、でしょうし。 Posted by ブクログ 咲間十重のレビューをもっと見る