・Frontend Frameworkの隆盛からComponent志向の転換
・サイロ化を排した組織論からデザイナーとプログラマーのコミュニケーションが増加したこと
などの急速な変化の中で、Atomic Designという1つの指針が生まれたのは必然にも思う。
Atomic Design自体はあく
...続きを読むまで1つの指針であり、抽象的なものだ。
そのため購入前は「ふわっとした感じだろうなぁ?」と思いながら必要に迫られて購入した。
が、良い意味で裏切られることになった。
本書ではその考え方から、具体的なReactのサンプルコード、Storybookを使った開発やフロントエンドのテスト手法などを余すことなく書き記している。
そのためAtomic Designだけでなく、「最先端のFrontend開発」について具体的・体型的に学ぶことができる内容だった。
何よりReactのサンプルコードが美しく、純粋にコーディング指針としても勉強になる点が多くあった。
あくまで今にフォーカスした内容で1年後に読むような内容ではないと思うが、急速なフロントエンドの進化に追いつくためにも得るものが多い本だった。