作品一覧

  • フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969
    4.0
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ただ一人バリケード内での撮影を許された女性写真家が焼き付けた、闘い、時代、人。初公開作品を含む、「1968」を鋭く切り取る写真140点を掲載。元・東大全共闘代表の山本義隆氏による寄稿収録。 ※本書は二〇〇七年一〇月に新潮社から刊行された単行本に初公開となる作品を加え再構成し、文庫化したものです。
  • フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969

    Posted by ブクログ

    1968-1969年と言うから、今から50年以上前の話だ。
    日本では学生運動が盛んであった時代。東京大学でも、学生運動があり、キャンパスの中に学生が泊まり込み闘争の拠点としていた。本書は、その闘争の様子、あるいは、泊まり込みの拠点であったキャンパス内の建物の様子を記録した写真集である。渡辺眸という女性カメラマンの作品。
    私自身はこの頃、既に生まれてはいたが、まだまだ子供であり、学生運動に興味を持てる年齢ではなかった。学生運動に関してのリアルタイムでの記憶もない。ただ、日本の現代史・戦後史の中での大きな出来事の一つであり、興味は持っている。最近、この時代のものとしては、高野悦子の「二十歳の原点」

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    2021年07月31日
  • フォトドキュメント東大全共闘1968‐1969

    Posted by ブクログ

    先日、映画の『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』を観た。その余韻が心の中でなんとなくまだあったので、本書を手に取ってみた。私は当時を回顧できる世代ではないし、その思想性に賛同したり、批評するつもりもない。当時のアーカイブである本写真集を、ただただめくってみたくらいである。

    これまで学生運動といえば戦闘的な場面の印象を私自身強く持っていた。学生運動は世界の各地の大学でも展開されたことは知っていた。本書には、意外にも―というか当然のことでもあるが―、キャンパスが学生たちの生活空間の在り様がそこに記録されていた。校舎内で寝泊まりをする、食事をする(トーストサンドか何かを作っている)、コピー

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    2020年09月06日

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