若かりし頃ワーキングホリデーで1年間滞在し色々な思い出があるオーストラリアが中国に乗っ取られてしまいそうになっていた(現在も進行中?)事の詳細が書かれた本です。
具体的には政治家や企業に献金したり、オーストラリアに大量の留学生を送ったりして政治的・経済的影響力をあらゆる分野で影響力を持たせて中国に対
...続きを読むする批判を封じ込め、時に抗議や暴力的な行動を起こすという手法。日本の約20倍の広大な国土に2,600万人弱という首都圏の人口より少ない国家という事で、著内でも記載がある通り、中国の他国乗っ取り計画の試験場となっていたんでしょう。
以前、多くの中国人の方と仕事したり時に中国出張をしたりして、中国に対してはそれなりの親近感を持ってはいるのですが中国政府が他国や中国国民や華僑に対して行おうとしている事についてはある種の恐ろしさを感じざるを得ません。。。日本は大丈夫かな・・・本当に心配。