ユーザーレビュー ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ / いがらしみきお ぼのぼのの漫画は読んだことがないけれど、生きていく中で現れる疑問に一つ一つ丁寧に向き合っている漫画なんだなと思った。漫画の方を次は読んでみたい。この本では、ぼのぼのみたいに生きられず、どうしても利己的になってしまったり、ある意味逃げ腰になってしまう著者の赤裸々な日々や考え方が綴られていて、それがとて...続きを読むも共感できた。こうしたいと思うのと現実ってどうにもずれてしまう。人に立派な事を求めるのに、自分はそれが出来ない。それが自分自身の首を締めることになる。でも上手くいかない人生がいかに素晴らしいかを教えてくれた。 Posted by ブクログ ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ / いがらしみきお 自分探しのために読んだ本2冊目 『本というのは「他者」を理解するためのものです。なぜって、誰かが書いた本であれ、「他者」のことをこれほど詳しく説明してくれるものではないからです。つまり、本を読まないと「他者」がわからない。「他者」がわからないと「自分」も理解できない。理解できないまま生きていくのは...続きを読む怖いです』 この部分が自分に刺さった。求めているものがそのまま書かれていた。本を読むことで「他者」を理解できるようなステップに繋がるといい Posted by ブクログ ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ / いがらしみきお 原題『보노보노처럼 살다니 다행이야』 "最近のわたしには夢がない。そのせいで心はおだやかだ。"(p.131) "傷つけられちゃったと婉曲な言い方をする人より、あのときは悔しかった、おもしろくなかったと子供みたいにあけっぴろげに言う人の方が、本物に近いと思う。自分の本音を覆い隠し、傷を持ち出...続きを読むして相手に自責の念を抱かせるようなやり方は、利口ではあるが卑怯じゃないだろうか。"(p.220) Posted by ブクログ ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに キム・シンフェ / いがらしみきお 『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』 ぼのぼののようになりたいということだが、ぼのぼのは決して前向きで楽観的な性格ではない。 それどころか、むしろその真逆の性格で小心者かつ心配性。 それなのにどうしてシンフェさんは「ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに」と思ったのか。 それはぼのぼのが生きる上...続きを読むで大事なことを知っていたからだと思う。 そしてそれはシンフェさんの人生においても大事なことで、わたしたちの人生にとっても大事なこと。 ぼのぼのと仲間たちは、大人になって誰も正しいことを教えてくれないわたしたちに、本当に大事なことを直球のボールで投げてくれる。 この本はほのぼのとその仲間、そしてシンフェさんから本当に大切なことを教えてもらえるだろう Posted by ブクログ キム・シンフェのレビューをもっと見る