起業をする方やビジネスに携わる方、必読の書だと思った。
今までビジネスのビの字も知らなかった私だが、この本のレシピを忠実に実践すれば、自分だけのビジネスの形ができるのではないかと、とても試してみたい気持ちに駆られた。
1番肝となるのが、「ビジネスとは、お客様の問題解決」という考え方だ。それをお客様
...続きを読むに届けるために「顧客動線」を作り集客を図るが、その際にも「お客様の問題解決のためには何が必要か」という視点が重要になっていく。
よく商売はお客様のため、という話は聞くが、これほどまでに徹底してお客様の問題を考える必要かあるのか、と驚いたと共に、ここまで深堀りすれば確かに買いたくなる、と納得感満載の内容だった。
私が疑問に思ったことを、主人公も同じように疑問に思っており、それを一流起業家が物語形式で解決してくれるのだが、それがとても楽しく分かりやすい。
1番初めに行うべきは、「成功の定義を決める」ことだという。目的地がハッキリしないと、どこに進めばいいのか分からないからだ。
そして、もし、成功の定義を人並み以上のものに設定したのなら「自分なりにでなく、誰が見ても、誰よりも行動する」必要があるとのことだ。
当たり前のようなことだが、実践できているかと言われれば、まだ頷けない。まずは、成功の定義を、覚悟を持ってしっかり決め、誰よりも行動して、自分の成功を掴み取っていきたいと強く思った。