作品一覧
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4.01巻770円 (税込)かつて多くの球団を鉄道会社が保有していたように、 古くから密接なつながりがあるプロ野球と鉄道。 チームの遠征においても鉄道は必要不可欠で、 新幹線の開業による所要時間の短縮は革命的な出来事だった。 本書では、黎明期から現在までのプロ野球と鉄道の関わりについて、 各種資料を検証・考察するとともに、現在球団を保有する 阪神電鉄や西武鉄道の取り組みなどを紹介。さらに、 金田正一氏や古葉竹識氏といった往時のスター選手たちが語るエピソードなど、 さまざまな視点からその深いつながりをひもといていく。 ■著者紹介 田中正恭(たなかまさやす) 昭和30年、神戸市生まれ。甲南大学卒。神奈川県在住。国内鉄道全線踏破のほか、海外27カ国を鉄道旅行。鉄道を中心とした執筆活動を続けている。熱心なプロ野球ファンでもあり、昭和57年から9年間阪急ブレーブス東京応援団として活動した。ブレーブス消滅後は、12球団の試合を観戦し、球場での観戦は1000試合を超える。著書に『われらブレーブス人間』(菁柿堂・共著)、『消えゆく鉄道の風景』『終着駅』(自由国民社)、『夜汽車の風景』(クラッセ)などがある。
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
かつては国鉄をはじめとして、多くの鉄道会社が
プロ野球球団を所有していました。
しかし現在はご存知の通り、阪神と西武くらいです。
プロ野球の所有会社は、その時代の代表的産業を大きく
反映しているのですから、それは仕方ないです。
現代では、たとえ自社の鉄道網で自前チームの球場に
お客さんを呼び込んだとしても利益には繋がらないの
でしょう。
しかしこの本にはもう一つの主題があります。
新幹線などの高速鉄道の発展により、地方都市球団も
遠征が楽になり、強いチームへと変わっているという
点です。
古くは広島カープが初優勝した昭和50年には、
新幹線が大阪から岡山まで延伸されています。
戦力