主にテクノロジーが関わる未来予想をどう構築するか?
著者はユダヤ系の日本通だが、それは直接はこの内容とは関係はない。
最先端でも周縁部でもあるテクノロジーの限界を試している人たちがいる。それらの動向がトレンドになるか?を判別するために、関係する研究、関係者、テクノロジーをリストアップし結びつける。そ
...続きを読むの際にCipherという基準を使う。Contradiction, inflection, Practice、Hack, Extreme, Rarityという観点から行う。例えばウーバーは不景気とスマホの圧倒的普及という矛盾あるいはタクシーの限定的な免許数と利用者数という矛盾あるいは慣行(規制)、スマホ普及によるあらゆる人の常時ネットワーク接続状況という変局点、決済不要(スマホ経由)という改善点(hack)、ユニークなアイディアと利便性の高いシステムという完成度を誇り、他のシェアモデルとは異なると思われる。
またそれらのテクノロジーがどうなるかを考えるため、数ヶ月、1年、数年、10年、数十年単位でどういうシナリオが描けるか、内性的外生的要因を考える。