[ 内容 ]
不老長生は誰もが願うところだが、古代中国人はさまざまなやり方でそれを達成しようとした。
陰陽五行説に理論づけられ、漢民族の自然宗教である道教にとり入れられた房中長生(性交)術もその一つだ。
しかし、宋の時代、理学が盛んになると、荒唐無稽、快楽を追求する邪道だと白眼視されてしまった。
と
...続きを読むころが再認識がすすみ、いまや現代科学も注目するところとなった「男女和合ノ道」の歴史、理論、実際の技巧などを詳述する。
中国史の裏面を知るためにも格好の書。
[ 目次 ]
第1章 房中長生術の歴史(不老不死の国;性医学の最古の文献 ほか)
第2章 房中長生理論(天人合一;五行とは何か ほか)
第3章 性技巧とその方法(身心和合;合与不合 ほか)
第4章 道教と怛特羅瑜伽と西蔵密教(大喜楽禅定;西蔵密教の秘技 ほか)
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