新藤晴一さんの2作目。
読み始めはワクワクしながら読んでいたが、途中から少しづつ停滞し始め、なかなか入り込めなかったが、最後は一気に読み終えた。
ロックバンドがデビューを夢見て、メンバーの脱退やメンバー同士の葛藤、事情をかかえたメンバーの救出を経て、絆を深めて行く。
晴一さんの経験だったり、自身の
...続きを読む思い入れだったり、周りのバンド関係者を見てきた中から、想像を膨らませて書いているのかな、って感じがした。
ギターやロックバンド経験者には、すごく共感出来る部分が多いと思うけど、専門用語が多くて、聴くだけの音楽ファンの自分にとっては、何の事だか分からない部分が結構あった。
けど、ちょっとした小ネタやダジャレ的な要素もちょこちょこ入れ込んでいるので、晴一さんらしさも感じられて、ロックを熱く語りたい。そんな思いが込められている気がした。