作品一覧

  • 中皮腫とともに生きる 希少・難治性がん患者と家族の26の「ものがたり」
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    2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代。 本書は5年生存率が一割程度という希少・難治性のがんになった人々の体験的知識を伝達する本です。 26人の患者・家族の「ものがたり」が、いま、困難に直面している人に《前に進む力》をもたらします。
  • がんの「語り」 語り手の養成から学校・医療・企業への派遣まで
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    がん体験をナラティブ(物語)としてまとめ、人前で話す。するとマイナスに思えた体験が語り手・聞き手双方にプラスの効果をもたらす――。そんな「病いの語り」のメカニズムと教育・啓発活用に用いる際の注意点などを記す。がん患者支援を行うNPO法人が札幌市の「がんの語り手養成事業」の成果をまとめた本。

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  • 「絆」を築くケア技法 ユマニチュード:人のケアから関係性のケアへ
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    科学ジャーナリストが第三者的視点でとらえた、ケア技法「ユマニチュード」。 ユマニチュード・インストラクター試験を首席で合格、科学ジャーナリストでもあり、大学でコミュニケーションを教える著者が、ユマニチュード考案者イヴ・ジネスト氏と、日本の第一人者本田美和子氏の導きにより、発祥国フランスで、そして日本の介護現場で見てきた、ユマニチュードの「今」、そして「未来」。 なぜ、このケア技法で、認知症の人と心が通うのか。 ケアの中心に「人」ではなく「人と人との関係性」を置くとはどういうことか。 発祥国フランスでは、どのようにケアの水準を保ち、どのように、ケアをする人までもが誇りと幸せを感じる状況を実現しているのか。 科学ジャーナリストの視点から、「ユマニチュード」の等身大の姿を紹介します。 また本書では、ユマニチュードのエビデンス(科学的根拠)についても詳述。 ユマニチュード導入によって、認知症の行動・心理症状が改善、家族の介護負担感が軽減、さらに、急性期病院での「身体拘束」が半減するなど、ここ数年で科学的に実証されてきた研究内容をわかりやすく解説します。 【本文の内容を一部ご紹介】 ■第1章 自律を保証するケア〜フランスのユマニチュード認証施設の取り組み ・フランスでのユマニチュード認証施設訪問 ・昼食はワインから ・食事は元ミシュランシェフが監修 ほか ■第2章 互いを認め合うケア~ユマニチュードの哲学と技術 ・ケアの中心は「関係性」 ・亡くなるその日まで立つ ・ケアにおける身体の復権 ・人が人であるための4つの柱 ほか ■第3章 点から面へ~日本でのユマニチュードの広がり ・ユマニチュード、学校へ ・ユマニチュードとエビデンス ・始まった実証研究 ・自閉症児の親の支援に ほか ■本田美和子氏インタビュー ■イヴ・ジネスト氏インタビュー
  • 北海道でがんとともに生きる【HOPPAライブラリー】
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ある日突然がん患者となったら――。抗がん剤治療が先か、手術が先か? 家族には、職場にはなんと言う? 20代~70代まで北海道で暮らす〈普通の人々〉が実名で書いたがん体験記28編を収録。〈告知のショック〉〈病気のつらさ〉〈前向きに生きるコツ〉など、それぞれの病との向き合い方がわかる、多くの読者に感動と勇気を与えてくれる本。
  • 「絆」を築くケア技法 ユマニチュード:人のケアから関係性のケアへ

    Posted by ブクログ


    『指示が入らない、拒否がある』
    という、現場ではあるあるの言葉。ギクっとした。本当に日常的に使っていた言葉だから。

    『目の前の現実に妥協し、諦め、時に投げやりになっていないか?』
    その通りです。なんだかもやっと感じていた違和感も、日常のことになるとやがて当たり前の背景になった。

    『攻撃的な認知症の患者さんなどいない。。彼らはただ私たちが彼らを理解していないために行なっている振る舞いから自分を守ろうとしているだけなのだ。あれは防御である。』


    『"ここで私たちが考えなければいけないのは何かということを考える"』


    *****


    日々のケアの中で疑問に思ったことにつ

    1
    2023年09月16日
  • 北海道でがんとともに生きる【HOPPAライブラリー】

    Posted by ブクログ

    がん体験記は数多く出版されていますが、複数の当事者が実名で書きつづったものは珍しいと思います。本人がまさに「命の証」として思いのたけを書き込んでいて引き込まれます。末尾の座談会も、全体を補う形になり、構成の妙を感じました。

    0
    2017年05月10日
  • 北海道でがんとともに生きる【HOPPAライブラリー】

    Posted by ブクログ

    【ともに生きるもの】

    がん、死因で上位、誰もが恐れる病気かもしれない。
    実名で、寛解した人達、常に転移の可能性がある人達が、どのように折り合いをつけて暮らしているかが書かれている。

    末尾の座談会で、実名だからこそ責任もって伝えるとある。その通りであり、さらに重要なことは「ともに生きる」ことができていることである。

    がんと「闘病」する人はがんとともに生きないばかりか、自分自身も否定してしまうのではないだろうか。自分と病気を受け容れられないことが一番の苦しみだろう。

    他人の責任にしようとする人はさらに悪い。この書では他人のせいにすることなく、周囲の支援に感謝している。だからこそ生きられるの

    0
    2019年07月05日

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