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  • 人工知能が人間を超える シンギュラリティの衝撃
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    本書の著者は、日立製作所やトレセンティテクノロジーズなどで、40年の長きにわたり半導体の開発に携わり、「ムーアの法則」をリアルに体現してきた技術者である。さらに現在、サンディスク日本法人の代表取締役社長であり、米国ウエスタンデジタルコーポレーションの上級副社長も兼任している経営者である。人工知能(AI)が人間を超える日である「シンギュラリティ」。半導体がさらに圧倒的な技術革新を遂げることで、今より膨大な情報を蓄積し、高速で処理していく事ができるようになると、著者は考えている。その上で、次のようなことを述べる。「AIを搭載したマシーンは成長するにつれ、人間からの指示に疑問を抱き、作業の目的とゴールは何かと質問してくるだろう。進化したマシーンはさらに究極のゴールを尋ね、人間に聞くことが正しいかどうかを、判断するようになる」「マシーンが納得するような崇高なゴールを持ち、かつその姿勢を絶えずマシーンと共有していれば、人類が滅びることはない」本書の前半では、シンギュラリティ社会のイメージを、プロの視点から読み解いている。それを受けて後半では、「AIに負けない人間」になるために、チャレンジすべき行動と思考について、具体的なノウハウを記している。技術者出身のシリコンバレー系経営者が書いた、異色のオピニオン書。

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  • 人工知能が人間を超える シンギュラリティの衝撃

    Posted by ブクログ

    本を8割程読み進めても
    「シンギュラリティや人工知能の話があんまり出てこないじゃないか」とも思いましたが、
    むしろ「関係ない分野」こそ「人工知能に代替されない人間の役割なんだろう」とふと気づきを得ることが出来ました。

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    2023年11月12日
  • 人工知能が人間を超える シンギュラリティの衝撃

    Posted by ブクログ

    半導体開発に40年の著者が自身の半生を振り返り、若者に薫陶を授けます。AIやシンギュライティの話は本を売りやすくするために無理やり追加した感が否めないですが、著者の生き方はとても尊敬できます。また、テクノロジーの世界は日進月歩であることから必然的に視野が狭くなる。特に日本人はそこに陥りやすいとのことで、「複数の視座を持って遠くまで見通せ!」との薫陶にはハッとさせられました。

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    2017年10月29日

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