作品一覧
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3.81~4巻1,056~1,320円 (税込)ジャイアント馬場率いた全日本プロレス。アントニオ猪木の新日本プロレスと比較され、「事件」が少ないリングと捉えられていたが、王道リングにこそ、内に秘めた選手個々人の主義主張がぶつかる刺激に溢れていた! 天龍の目覚め、鶴田のうっ屈、三沢の自己変革……ガイジン天国、天龍革命、SWSへの大量離脱、マスクを脱ぎすてた三沢と、80年代から90年代前半にかけて激動のリングと化した王道の裏側が初めて明かされる!
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
プロレス週刊紙「ファイト」の編集長として、プロレスの現場でアントニオ猪木を取材し続けてきた筆者の書。
現役時代、書きたくても書かけなかった秘し沈められた事実が続々と明かされる。
ただの暴露本では無い。
新たに明らかにされる歴史に触れて実感する。
規格外の壮大なスケール。
功罪折り合わせた人間臭さ。
それは本書のサブタイトルの「罪深き太陽」そのもの。
太陽は全てのものに光を与え輝き続ける。
だが太陽に近づいた者は、その強烈なエネルギーの前に焼き焦がされてしまうからだ。
プロレスの時代を共に作り上げてきたライバル、ジャイアント馬場は一度リングを降りれば常識ある一社会人 馬場正平であ -
Posted by ブクログ
1984年、新日本プロレスのクーデター騒ぎの渦中から、日本の総合格闘技のルーツの一つであるプロレス第三団体「UWF」が産声をあげる。
前田日明、藤原喜明、初代タイガーマスクの佐山聡、高田延彦らが集結し、前衛的なプロレスリングのスタイルを築き上げていく。しかし一年足らずで経営が行き詰まり、佐山以外の選手達は古巣新日本プロレスへ。
かつての同僚との試合は殺伐としたものに。その中で今でも語り継がれる名勝負も繰り広げられた。
しかし、別れは突然に。
試合中のアクシデントから前田日明は、新日本プロレスを去り、第二次UWFを旗揚げ。
旗揚げ戦のチケットはわずか15分で売り切れるなど、空前絶後の大ブ