佐藤正午に二人のライターがメールによるインタビューを試みるという企画。
数年にもわたるこの企画が書籍化されたのがこの本。
ものすごく面白かった。なんど顔がにやけてしまったか。
でも基本的には人にはお勧めしない。
正直、佐藤正午ファンではないければ全く面白くない。
彼の本を読んだことがなければちんぷ
...続きを読むんかんぷんだろうし。
逆を返せば、佐藤正午ファンは間違いなく楽しめる。
「ほえ」って使うんだ、リアルで。
津田伸一ってやはりまんま佐藤正午!?
もうこの「ほえ」だけでツボ。
でもね、多分みんな疑ってると思うんだけど、この二人のライターは本当に存在しているのか?
佐藤正午がでっちあげたライターに、まんまと読者は翻弄されているんじゃなかろうか。
だってねぇ、途中でインタビュアーが交代ってあるかな(笑)
それとも担当編集がライターになり済ましているのか。
どちらにしても怪しい・・・。
それはぶっちゃけどっちでもいいんですけどね、面白いから。
屁理屈満載、そう鬱で気分屋の佐藤正午の人となりが垣間見れただけで大満足。
もちろん大先生の手のひらの上で転がされているのは百も承知で。
このインタビュー続きも出てるみたい。絶対読もう!