作品一覧 2021/09/29更新 コトラーのH2Hマーケティング 「人間中心マーケティング」の理論と実践 試し読み フォロー ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 鳥山正博の作品をすべて見る
ユーザーレビュー ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 中野信子 / 鳥山正博 消費行動における脳科学をハックする。 民主主義がアルゴリズムにならなくても、もっと短絡的なものとして政治家さえも脳科学的に消費されるという、至近のデータ利活用論へのアンチテーゼのようだ。統計学で解析しなくても、脳科学的な原理から行動を見抜く。表題で損をしているが、面白い本だ。 都民ファーストの会...続きを読むの躍進と、希望の党の失速は、政策や党運営の観点からも分析はできるが、脳科学的には小池ブランドに対する消費行動と捉えられる。脳科学の知見を政治に生かす試みは、ニューロポリティクスと呼ばれ、比較的新しい研究領域。同様に、ニューロマーケティングとは脳内の変化を調べることで無意識下にある意思決定や行動のプロセスを可視化しようとするアプローチ。経済学や社会学的領域も、脳科学には敵わないと素直に思った。 セロトニンを利用したマーケティングテクニック。 内集団バイアスによる身贔屓、お揃いのTシャツでオキシトシンを醸成。自己効力感セルフ・エフィカシーによる参加型プロモーション。サブリミナル効果を法律で規制したのは、それに抗えないからだろう。クーリングオフなどもそう。人間の脳は操作され易く、まだまだ規制の及ばぬハックが世に溢れている。面白さと怖さ、もしくは、無力ささえも感じる内容だった。 Posted by ブクログ ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 中野信子 / 鳥山正博 「精神科医が見つけた 3つの幸福」を読んだ後に読むと理解が深まる本。人間の幸福を決めている脳内ホルモンを使って詐欺師がどのようにマーケティングするのかなどが書かれていて面白かった。 Posted by ブクログ ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 中野信子 / 鳥山正博 まだ第一章までしか読んでいないが、まさにな体験があったので面白いと感じた。 コロナ禍においてネットで衝動買いをついついしちゃうよねーという話をしていて、 人との絆が絶たれたことで不安になり、 その不安で消費行動に移すことが… のような事が書いてあり、 まさにだな…と感じました。 この後も楽しみで...続きを読むす。 Posted by ブクログ ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 中野信子 / 鳥山正博 そうかー、焼き畑農業でよければ、ある一定規模の市場があれば商売は成り立つのだから、そこにたどり着ければいいというわけか。ネットがない時代とはそれなりに違ってくるわけだ。なかなか対応が難しい。 Posted by ブクログ ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる 中野信子 / 鳥山正博 脳科学者とマーケティング学者が、既存のマーケティングのフレームでは語られることない、説明の難しい現象、悪のマーケティングを解明します。 「ステマ」「ホストクラブ狂い」「後妻ビジネス」「振り込め詐欺」など。 なぜこうも簡単に脳がハマってしまうのかを解き明かします。 すごく面白いです! おそらくマーケ...続きを読むティングは、それまで学問の対象になりにくかった「商売」の領域について、学問の対象とするために「怪しくないこと」を無意識のうちに選択している。現実には、悪のマーケティング、 つまり「ブラックマーケティング」が厳然と存在しているにもかかわらず――。結果的に、マーケティングは「正しいこと」だけを述べる、”規範の学”になってしまっている。 ー 29ページ Posted by ブクログ 鳥山正博のレビューをもっと見る