作品一覧 2022/07/16更新 「イノベーション大国」次世代への布石 試し読み フォロー デジタル列島進化論 試し読み フォロー 破壊的イノベーター、その視界 新たな価値の創造者たち 試し読み フォロー 見え始めた近未来の新市場 空間×ヘルスケア2030 試し読み フォロー やせれば本当に幸せになれるの?「シンデレラ体重」が危ない 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 日経BP総合研究所の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 破壊的イノベーター、その視界 新たな価値の創造者たち 日経BP総合研究所 『破壊的』というタイトルから、破茶滅茶になり振り構わずな人達という先入観があったが、読んでみると、そうではないガッチリ筋の通った人々で、当たり前なのかも知れないが、本来の『イノベーター』というのは、今も昔もこういう人達だということを改めて感じた。 Posted by ブクログ 「イノベーション大国」次世代への布石 異次元の成長を遂げたシンガポールの未来戦略と日本の活路 日経BP総合研究所 「イノベーション大国」次世代への布石 異次元の成長を遂げたシンガポールの未来戦略と日本の活路 ■イノベーションとは ・新しい市場を創出し、国際競争力を強化し、経済成長に貢献し、社会を大きく変えるほどの技術革新 ■なぜ日本でイノベーションが生まれないのか ・多くの製造企業が自前主義や囲い込み意識か...続きを読むら抜け出せず、旧態以前のモノづくりでもがいている。 ・自社内のアイディア、要素技術にこそ価値があり、それを活かすことにこだわる。 ・そのため社会のスピードに対応できず、世界に通用する事業に結び付けられない。 ・「技術が社外に流出したため競争力を失った」というトラウマから抜け出せない。 ■日本とは逆に飛躍を遂げたのがシンガポール ・わずか10数年でアジアの中で突出した経済先進国に上り詰めた。 ・2015年には1人当たりのGDPは日本の1.6倍 ■経済成長の源はイノベーション ・東京23区と同じ面積のシンガポール内に先端産業の名だたるトップ企業が拠点を構え、切磋琢磨しながら日々多くのビジネスを生み出している。 ・アイデアや技術は勿論、それを組み合わせて事業に結び付ける「やり方」がもっと大切 ★シンガポールは先進技術を持つ企業と、優秀な人材を世界中から呼び寄せた。 ・自国になければ海外から持ってくる。 ・50年も前からその時代その時代の国情に合った産業戦略を立て、海外企業を誘致してきた。 ・2000年代に大きく飛躍したのは、国丸ごと「イノベーションの実験場」にする戦略を打ち出したため。 ■イノベーションの成功と失敗 ・イノベーションは、社会課題を解決したり、市場に新しい価値を想像しようという活動の中で生まれるもの。 ・何が精巧で、何が失敗かはやってみなくては分からない。 ・イノベーションで市場を開きたい企業は「実験」に挑みたい。 ・そんな中で「イノベーションの実験場」を標榜したシンガポールにグローバル企業が続々と集まってきた。 ■実験場とは ・ハード面:事業用スペース・資金・法規制・海外赴任者の居住環境の整備だけではない。 ・売りにしたのは「情報」「人」「サービス」 ・それによってアイディアや要素技術を実証し、スピーディに「事業化」するためのエコシステムを作り上げた。 ★日本企業がアジア、そして世界市場に活路を開こうとする時、アジアの中止にあるシンガポールで経験を積むことは有力な選択肢になるだろう。 ■イノベーション大国シンガポールから世界を見る ・徹底した経済合理主義の下、シンガポールは世界から多くの投資を呼び込むことで国を発展させてきた。 ・最大の強みは、イノベーションの「実証」から「事業化」に至るスピード。それを可能にするのは政府の手厚い支援。 ★日本がグローバル市場を目指すとき、シンガポール政府や現地企業、あるいは研究機関とパートナーシップを組むことは1つの武器になる。 ・進出企業は自社の事業戦略と、シンガポール政府の産業戦略を整合させて、次々とビジネスの機会を生み出している。 ★シンガポールが次に取り組む戦略は、「スマート国家」 ・同国において少子高齢化や交通渋滞、環境などの社会問題が深刻化 ・国民の暮らしに配慮した戦略に力を入れ始めている。 ・ビックデータやIoTなどの最新技術の導入により、高齢化など国が直面する課題の解決を図りながら、経済競争力を強化する方向性を打ち出している。 ■ビジネスの4つの戦略 ASEANでただ1つの先進国であり、グローバルアジアハブとしての地位を築き上げている。 ①ASEAN新興都市の旺盛なインフラ需要を取り込む起点とする ②最先端テクノロジーの研究開発拠点をシンガポールに置き、ここで生まれたイノベーションをASEAN、世界に横展開する。 ③ASEANの拡大する個人消費市場を取り込むための拠点にする。 ④高度経済成長を支えた製造業(化学・機械・金属加工)などのさらなる高付加価値化への挑戦。 (1960年代頃に日本から進出した企業が、50年を経てなお進化し続ける強靭な産業になっている) ■ASEANの課題 ①高齢化問題 ・出生率が1.2と日本よりはるかに非口 ②ASEANの人口 ・ほとんどの国が2030年から人口ボーナス期(生産人口増加)から人口オーナス気(従属人口の増加)に突入する。 ・中所得国の罠(高所得国になる前に、高齢化により労働力が低下し、経済成長が止まる) ★これらの課題を解決するには ・労働力の質を上げて、生産性を高める。 ・技術革新、イノベーションを起こす。 →そのためにはシンガポールや日本の技術先進国の力が必要 →シンガポールは、自国の発展はアジアの発展とともにあるという考えを持っている。 そのため、ASEAN経済を拡大するために、日本をはじめ世界のグローバル企業の地域統括拠点を誘致し、 アジアのために大いに活躍してほしい。 Posted by ブクログ デジタル列島進化論 若林秀樹 / 日経BP総合研究所 デジタルインフラ戦略や半導体再生シナリオなどを内容とする、デジタル時代の日本列島改造論といえる書。 個人的にあまり通じていない分野なので勉強になることも多かったが、専門用語・概念が多く、また、データセンターの地方分散のメリットなど、十分に理解できなかった点も少なからずあった。 本論ではないが、末尾に...続きを読む掲載されている、著者と日本列島改造論のゴーストライターの元通産官僚との対談が、田中角栄の裏話的エピソードなんかも盛り込まれていて一番面白かった。 Posted by ブクログ 見え始めた近未来の新市場 空間×ヘルスケア2030 日経BP総合研究所 / BeyondHealth アイデアとても参考になりました。社会実装に向けて自分は何を出来るか考えてみることにします。未病や健康長寿に向けてスクリーニングやデジタルの技術、モビリティとか様々な周辺ソリューションを生かしてどうしていくか。楽しみです。 Posted by ブクログ 「イノベーション大国」次世代への布石 異次元の成長を遂げたシンガポールの未来戦略と日本の活路 日経BP総合研究所 シンガポールに進出している企業の具体的な取り組み事例集。治安が良く、労働者のレベルも高く、また情報もお金も集まっている国、シンガポール。制度や規制についても、柔軟にやりながら考えるという政治的風土があります。 各企業の事例にもあるように、ここを拠点にして、アジア展開することはもっともっと進められてい...続きを読むいと思います。昨今は香港が政治的に微妙な状況になってきたのでなおさらです。 Posted by ブクログ 日経BP総合研究所のレビューをもっと見る