日大文理学部の教授らが、専門分野の紹介をしている。○○学とはどんな学問体系であるのかを、数ページで紹介しており、門外漢には中々興味深く読ませてもらっている。
しかし、同じコンセプトで書かれているとは必ずしもいえないため、書籍としての読み安さはあまりない。
また、副題の「文理的思考の挑戦」としての内容
...続きを読むはなく、文理融合のメリットであるとか、必要性や実践を知りたい人にとっては期待外れの書物である。
また、各学問体系の紹介であればまだよいが、結局何を言いたいのかわからない書き方をしておいて、学問のことをよくわかっていないと批判している文章にはあきれた。
やはり有能な編集者が必要であろう