作品一覧

  • 往生要集 全現代語訳
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    極楽と地獄の観念はなにに根ざすのか。平安時代中期の僧・源信(942-1017)が極楽往生にまつわる重要な要素を集成した『往生要集』は、「極楽」と「地獄」の概念を明示し日本浄土教の基礎を築いた日本仏教史上最重要の仏教書である。川崎庸之、秋山虔、土田直鎮の三碩学が平易な現代語訳として甦らせた本格的決定版の文庫化。(原本:『日本の名著 第4巻 源信』中央公論社刊、1972年所収『往生要集』)
  • 往生要集 1
    -
    1~2巻2,970~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 平安時代の貴族的な仏教に対して反抗の心を抱いた源信。浄土教の伝統を探りつつ,凄惨な地獄と甘美な極楽の様相を具体的な筆致で描いたこの書は,後世の思想・文芸に大きな影響を与えた。第1巻は,第4章まで。巻末に解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 往生要集 全現代語訳

    Posted by ブクログ

    円仁。最澄の弟子。念仏を唐から持ち帰る。847 平安初期。

    空也(903-972)。京都の市中で浄土教を広める。市聖いちのひじり。平安中期

    極楽浄土にいって生まれ変わる。その方法には色々ある。その中でも念仏を私は勧める。他のやり方を否定はしない。ただ男女貴賎はさまざまで、念仏以外の方法を十分に行えるわけではない。字の読めない多くの貧民。念仏であれば横になっていても座っていてもできるし、時や場所も選ばない。難しくない。人が死を迎える直前に、極楽浄土にいって生まれ変わりたいと望むとき、念仏に及ぶものはない。▼九品くほん。浄土は9つのランクに分かれている。どこに往生できるかは生前の行いで決まる。

    0
    2023年07月10日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!