自己啓発本のようで、自己啓発に傾倒してる人にもっと真理を問うている本。
で、ほんとはどうしたいの?
という一言を常に自分に投げかけることが読んでいくとしょっちゅう続いていく。(もちろん、何度も出てくるフレーズだからというのもあるが…)
この本を読み終えて、やりたいと口に出して人から「すごいね」と言
...続きを読むわれて、満足して、行動してない自分というものに気付いた。
Facebookに行動目標宣言して、いいね!を沢山もらって満足して結局行動してないような話。
ちょうど人からそのことを指摘されたばかりで、図星だったものだからモヤモヤしていたタイミング。だからこそ自分に響いたとも思う。
その勢いで、自分が本当にやりたいことというより、やるなと言われてもやってしまうようなくらいやっていることを考えて、文を書くこと、それも頭に浮かんだ空想の話を書き綴ることを決めて突然昨日ブログを始めた。
出版して印税をもらうとか、有名になるとかそんなことはどうでも良くて、書くことで単に自分が楽しいから始めたこと。失敗も批判もあるかもしれないけれど、それでもやめられないくらい楽しいことなのだから、それでいいと思った。
人によって、この本を読んでからの行動の段階はマチマチだと思う。自分のありのままを受け入れるような考え方は、「ポジティブでないと良いことが来ない」かのような引き寄せの法則を勘違いしているスピ界あるあるな風潮に一石を投じるものだと思う。「感情をコントロール」も、良いことだと思っていたからこそ、自分の中から湧いてくる感情を抑えつけるような状態になってしまっていたと思う。感情をコントロールするのではなく、感情を受け止めること。
外に向けた感情は、自分の肚が自分自身に向けている声なのだという教えは、思い返すと心当たりがあることが沢山ある。家族や友人に「こうしてよ!」という欲求を抱いた時にこそ自分が自分の肚の声を聞いて満たしてあげているかしっかり見つめ直していきたい。