ユーザーレビュー 赤い蟷螂 赤星香一郎 とても怖かったけれど、赤星さんの3作品の中では一番だったかな。 最初はバリバリのホラーで 本当に呪いとしか考えられないと真剣に思ってしまうところが随所に。 ミステリーの要素もふんだんに盛り込んで伏線の張り方も程よく読者に気づかせる辺りがとても心地良かった。 Posted by ブクログ 虫とりのうた 赤星香一郎 小説家を目指して、安定した優良企業を退職した男。1年を過ぎても、成果は見られない。 そんな時、河川敷の散歩の途中で、助けを求める少女に出会う。しかし、少女を助けることはできず、殺されてしまう。 都市伝説的「虫とりのうた」連続殺人の始まりだった。男は、この童謡らしき歌に従って、起こるらしい殺人事件に巻...続きを読むき込まれていく。 妻は著名な占い師の孫で、実家も怪しい、本人も怪しい、二人の幼稚園の息子も怪しい。 道尾さんの「向日葵の咲かない夏」と似たような感覚のホラー。 語り部が作家なので、作中作となるのかと思っていたが、最後までホラー。 殺人というテーマを変えれば、児童用のホラー小説にも良さそうです。 ⭐︎4はひまわりめろんさん用です。 ⭐︎3.5くらいでよろしくどうぞ。 Posted by ブクログ 虫とりのうた 赤星香一郎 怖かった。。ことひと言に尽きます。 真樹男くんがなんとも悲しすぎる。。 かなりホラーの要素ふんだんに盛り込んでここまで驚かせてどうするんだ、と思いつつも最後まで読み切ってしまいました。読後感もあんまりよくないけど、なぜか惹きつけるものがあるんだなぁって。 Posted by ブクログ 虫とりのうた 赤星香一郎 好きな作家の一人なので読んでみる。横溝正史風の、ホラーとミステリーをミックスした作風は、読み始めると止まらなくなる魅力がある。 「赤い蟷螂」や「幼虫旅館」と同じく赤井雅彦が主人公で、時世は「虫とりのうた」が一番新しい。「幼虫旅館」の最初の方で、真樹男に関する不気味な描写が出てくるが、ここにつながっ...続きを読むているとは……。 後味はあまりよくないが、純粋に楽しむことができた。この作家は2011年以降、新作を出していないようだが、求む!赤星氏の次作!! Posted by ブクログ 虫とりのうた 赤星香一郎 都市伝説にホラーとミステリーを融合させたような童話。横溝正史のホラーを真似て主体としつつも、そこから一線を逸したような新感覚。読み進めるうちに得体の知らないものに畏怖しつつも、どうしてもその続きが気になって仕方なくとうとう最後まで読んでしまったようだ。そして獰猛な暗闇に怯え、その忍び寄る影の衝撃に既...続きを読むに手遅れという事実を知り、人々は震撼することだろう。 かしでえんまなおえましん 呪文があれば大丈夫…… Posted by ブクログ 赤星香一郎のレビューをもっと見る