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3.5ジーヴズ、まさかの続篇!! 有能なる執事ジーヴズとちょいと間抜けな貴族バーティ なぜかふたりの立場が逆転して大騒動に! 抱腹絶倒のユーモア文学シリーズがP・G・ウッドハウス財団公認で復活 「すばらしく楽しい本だ」〈ガーディアン〉 「フォークスはウッドハウス作品のムードと会話劇を完璧に再現してみせた」〈サンデー・エクスプレス〉 バーティは休暇中に出逢った魅力的なジョージアナに恋心を抱くも、 彼女が後見人のハックウッド卿のために政略的な婚約をしていることを知る。 がっかりしたバーティだったが、奇しくもその直後にハックウッド卿の娘と婚約している友人から婚約者の誤解を解きたいとの相談を受ける。 ひと肌脱ごうと決意するも不運な偶然が重なり、なぜかジーヴズが貴族になりすまし、 バーティは近侍としてハックウッド卿の屋敷に滞在することに。 ゆで卵すら作れないバーティは当然次々と騒動を巻き起こし、 さらに彼の“作戦”が火に油をそそぎ……。 果たしてバーティは恋を成就させ友人の危機を救うことができるのか? ウッドハウス財団公認、〈ジーヴズ〉シリーズまさかの続篇!!
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ小説
ウッドハウス没後のファン作品
キリスト教やヨーロッパ史を知るほどに深く味わえる…気がする。
(主人公のバーティは英国貴族で、歴史に絡めてご先祖の栄光を語ったりする)
●p86 滞在先の館の主を評して
田舎の大建築物に一家言ある僕からすれば、サー・ヘンリーなるじいさんは当主として称賛すべき務めを果たしていると言わざるを得なかった。おそらくはアン女王の治世に建てられ、スペイン継承戦争といった利の大きな遠方での争いごとでせしめた品々が、かつら頭の先祖によりむやみに溜め込まれてきたのは容易に窺えた。
●p126 有能執事ジーヴズとのやりとり
「その時代にはもう、かのアイザック・ニュ -
Posted by ブクログ
イギリスの作家「セバスチャン・フォークス」のユーモアミステリ小説『ジーヴズと婚礼の鐘(原題:Jeeves and the Wedding Bells)』を読みました。
『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻』、『ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻』に続き「ジーヴズ」シリーズ作品… 「P・G・ウッドハウス財団」公認の続篇です、、、
「セバスチャン・フォークス」の作品は、2年ちょっと前に読んだ『007 デヴィル・メイ・ケア』以来ですね。
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「ジーヴズ」、まさかの続篇! !
有能なる執事「ジーヴズ」とちょいと間抜けな貴族「バーティ」
なぜかふたりの立場が逆転 -
Posted by ブクログ
有閑紳士バーティと天才従者ジーヴズは、英国ではホームズ&ワトスンと同じくらい有名な名コンビらしい(訳者後書きより)。その原作をベースに、ファンでもある作者が、正式な依頼を受けて書いた作品。といったようなことを全く知らずに読んだわけだが、突っ走り気味だが憎めない主と、洞察力に優れ、時に慇懃無礼なところもないではないが、しっかりと主を支える従者の黄金コンビによるドタバタ劇であり、ほかの作品を知らなくてもそれなりに面白く読めた。
冒頭部分の外国ものらしい仰々しいジョークに若干ひいたが、すぐに慣れるし、全体とおしてそういった台詞回しが多くはないので読みやすい。訳者さんがよいのだろう。