ユーザーレビュー わたしは贋作 バーバラブルラン / 服部理佳 「わたし」のアイデンティティや芸術のあり方はもちろんだけど、パイン・シティが秘密を抱えることになった背景についても色々考えさせられた。作品の制作過程における精神描写にどっぷり引き込まれて、長いけど後半は夢中でした。 ちなみにこれに触発されて美術手帖のフェミニズム特集買ったらめちゃくちゃ面白かった。 Posted by ブクログ わたしは贋作 バーバラブルラン / 服部理佳 正直、ミステリ、サスペンスといった印象は薄い。 1人の若い女性アーティストの葛藤に添えるようにミステリ要素があるだけと言った感じ。 なので、事件の真相について動くのは後半で、それまでが長い。また絵画についての描写がどうしても多いのでよく分からない単語が並ぶことも多く読み進めるのが少ししんどかった。 Posted by ブクログ 服部理佳のレビューをもっと見る