作品一覧

  • ライオンはとてつもなく不味い<ヴィジュアル版>
    4.3
    あらゆる関係が「弱肉強食」で決まるアフリカの原野。弱ったものは瞬く間に被食の対象となる彼の地で、ライオンなどの大型肉食獣は衰えと共に最期を迎えることも多いという……。その理由は「とてつもなく不味い」から。赤茶色の乾いた大地、縦横無尽に駆ける野生動物、そしてそこに身を投じる人間……。そこでは、生きることのすべてがサバイバルだ。大自然を貫く「生」の本質とは? ひとつひとつの瞬間を、幼少期より人生の多くをアフリカで過ごした異色の経歴を持つ写真家が、貴重な写真と文章で綴る。【目次】はじめに――フィールドでの一日/CHAPTER1 アフリカについて/CHAPTER2 動物たちは日々、生き残りを懸けている/CHAPTER3 フィールドでのサバイバル術/CHAPTER4 アフリカに命の輝きを求めて/CHAPTER5 南部アフリカに見る人間と自然との関係/おわりに――なぜアフリカで写真を撮り続けるのか
  • ライオンはとてつもなく不味い<ヴィジュアル版>

    Posted by ブクログ

    注目の同世代動物写真家、山形豪の著書。
    トークショーで聞いた話も入っていてとても面白かった。
    野生動物のくだりはただ面白く読めたが、民族や種の保存のあたりの話は著者ならではの視点が多く語られており、日本でぬくぬく生きている我々こそが知らなくてはいけないのではないかと思う現実を多く突きつけられた思いがした。
    大きな牙を持つアフリカゾウは今はほとんど存在しないらしい。
    乱獲によるものだ。
    そして、その象牙を求めてるのは中国人と日本人。
    日本人のせいでアフリカゾウが地球からいなくなるなんて。。
    種を根絶してまで象牙の印鑑やアクセサリーが必要なの??
    アフリカ民族に介入する先進国についても同様。
    地球

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    2017年02月12日
  • ライオンはとてつもなく不味い<ヴィジュアル版>

    Posted by ブクログ

    とても読みやすく面白かった!コトバが明快。
    アフリカへの興味が尽きないわ。
    ライオンは不味い、ふ~ん…

    0
    2023年08月26日
  • ライオンはとてつもなく不味い<ヴィジュアル版>

    Posted by ブクログ

    書店にて、偶然に出会った本です。
    タイトルを読みながら、「当たり前でしょ。人間が美味しいと日常的に食べているお肉は
    ほとんど、植物性の餌を食べているのですからね。しかも運動不足の……。
    さぞや百獣の王のお肉は不味いでしょ。ごめんね。ライオン君。」と呟く。

    山形豪氏は、群馬県生まれ。少年時代を中米グアテマラ、西アフリカのブルキナファソ、トーゴで過ごす。そのためか日本の高校受験はうまくいかない。
    国際基督教大学に入学し、卒業後東アフリカのタンザニアに渡り、自然写真を撮る。
    イギリス、イーストアングリア大学開発学部卒業後、帰国。
    フリーの写真家となる。以来、南部アフリカやインドで野生動物、風景、

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    2019年01月26日
  • ライオンはとてつもなく不味い<ヴィジュアル版>

    Posted by ブクログ

    ワニ、カンガルー、カメレオン、トナカイ。日本の精肉店の店頭には
    並ばない動物の肉を食べて来た。だから、新刊書店で本書を見た
    時、いろんな野生動物を食べた記録なのかな?と思ってタイトル
    買いした。

    ライオンの肉ってどうやって食べるのかな?ステーキかな?まさか
    生肉では食べないよねぇ。何かと一緒に煮るのかな?でも、固くな
    いのかな?なんて考えながら。

    内容は全く違った。裏切られた。でも、本書の場合は「良い裏切り」な
    のである。不勉強で著者をまったく知らなかったのだが、南部アフリカ
    を主なフィールドとして野生動物や自然を撮っているカメラマンなのだ
    そうだ。

    著者がどうして

    1
    2017年08月23日

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