作品一覧 2023/02/24更新 Web新小説 試し読み フォロー 加藤楸邨の百句 試し読み フォロー 半自伝的エッセイ 廃人 試し読み フォロー 見えない傷 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 北大路翼の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 加藤楸邨の百句 北大路翼 加藤楸邨のアンソロジーだが、句を編んだ北大路翼の個性もあって、とても人間くさい書となった。「蟾蜍あるく糞量世にもたくましく」など、他の選者が採らないような楽しい句を選んでいるのがうれしい。私が初めて接した句を中心に挙げてみる。「せんすべもなくてわらへり青田売」「外套に銭あり握りては離す」「苺つぶすは...続きを読む恋のさなかの二人らし」「金蠅のごとくに生きて何を言ふ」「肥かつぐ背が枯野よりもりあがる」「農夫の葬おのがつくりし菜の花過ぎ」「霧にひらいてもののはじめの穴ひとつ」「のんのんと馬が魔羅振る霧の中」「梨ありがたしころころころがすこともひとつ」「初日粛然今も男根りうりうか」「バビロンに生きて糞ころがしは押す」 Posted by ブクログ 加藤楸邨の百句 北大路翼 加藤楸邨の句をしっかり読んだのは初めて。他の俳人ではあまりみない独特な表現が多い。解説が開けっ広げで面白い。 Posted by ブクログ 半自伝的エッセイ 廃人 北大路翼 鋭い。俳句だけでなく、エッセイも短いフレーズで多くを語る。最後の技術論は言葉を機械的に組み合わせられることを魅力的に語り、読者を言葉遊びから俳句の世界に誘う。 写真は目のつけどころが大切だが、俳句の目のつけどころから学べることは多い。 Posted by ブクログ 北大路翼のレビューをもっと見る