作品一覧 2019/12/13更新 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 試し読み フォロー 日本ミステリー小説史 黒岩涙香から松本清張へ 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 堀啓子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 堀啓子 文学史を時系列通りに辿っていくというよりも、テーマを絞って掘り下げていく本である。 黒岩涙香について知ることができて、良かった。 Posted by ブクログ 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 堀啓子 文体をテーマに三遊亭円朝と二葉亭四迷を取り上げるというようにテーマごとに2人ずつ取り上げて合計12人、代表作を中心にその人生を描いている。最後が菊池寛と芥川龍之介である。それぞれの作家の文学史に持つ意味がまざまざと浮かび上がってきて、とても面白かった。これらの作家を巡る人々や時代の様相や別枠のトピッ...続きを読むクスもまた興味深い。芥川などを読みふけった学生時代を思い出して、ちょっとなつかしい気分になった。 Posted by ブクログ 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 堀啓子 今日の日本文学の礎を作った名高い文豪たちの様々な面をエピソードや丁寧な分析、いろいろな傍証や引用をもとに検証された労作です。こんな作品が新書版で読めると言うことがとてもありがたく、この国の文化の素晴らしさだと思います。 Posted by ブクログ 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 堀啓子 章ごとのテーマの設定が面白く、そこにそれぞれ2名だけに焦点をあて扱うことで見えてくるモノがあって面白い。 2名の選び方も面白く、円朝と四迷とくれば「ああ、文体構築の話だな」とピンと来ますが、涙香と漱石を並べられると接点が思いつかない二人で、「新聞小説」というキーワードでようやく結びついて「なるほど!...続きを読む」といった感じの。 他には一葉と田辺花圃(お互い切磋琢磨した女流)、紅葉と泉鏡花(師弟)、花袋と鴎外(自然主義と反自然主義)、菊池寛と芥川龍之介(正反対の親友)…とどれも面白い着眼点! 最後にかなりザックリですが現代に繋がるまでの近代文学史の話もふれていて、読みやすく面白い1冊でした。 巻末の索引と主要参考文献の詳細な一覧も流石です。便利。 Posted by ブクログ 日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実 堀啓子 近代日本文学について代表的な人物を選んで学ぶことができる。すべてを網羅しているわけではないが、この本を読めば、近代日本文学の発生から展開まで通覧できる。ちょうど三宅雪嶺の評伝を読んだ後なので三宅かほについて詳しく知れてよかった。樋口一葉、田山花袋、読んでみようかな。 Posted by ブクログ 堀啓子のレビューをもっと見る