川上和人の作品一覧

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作品一覧

2023/12/27更新

ユーザーレビュー

  • 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。(新潮文庫)
    面白かった!
    親しみやすい語り口で鳥類学者がどんなことをしているか語ってくれる。
    くすりと笑えるような部分が多かったけど研究がいかに過酷か描写から伝わってくるし、タイトルの通り筆者は鳥が好きなわけではないと言ってるけどなんだかんだ好きだと思う。
    ポップなデザインの表紙とタイトルだから内容はライトめな...続きを読む
  • 鳥肉以上,鳥学未満. Human Chicken Interface
    雑誌『科学』で『鳥学キッチン』として連載していたものをまとめた本。
    鳥類の性質を私たちが日常的に食しているニワトリの部位を例にわかりやすく解いていくサイエンスエッセイ。
    読みやすくて楽しい一冊。→

    連載作品だからかめちゃくちゃ読みやすい。セクションごとに挟まれる冒頭の前書き的なネタも好き。川上先生...続きを読む
  • 無人島、研究と冒険、半分半分。
    太平洋に浮かぶ南硫黄島、国内に残された貴重な秘境。10年一度の研究上陸。鳥類学者が体験した濃密な体験。

    海からそびえ立ち人の登る海浜のない孤島。外来生物の侵入のない生態を研究する。

    世の中、探せばまだまだ研究のタネは沢山あることを教えてくれる。筆者は2回参加。10年後の3回目は年齢的にギリギリ間...続きを読む
  • 鳥類学は、あなたのお役に立てますか?
    相変わらずの「川上節」炸裂で、この本も面白かったです。
    これまで同様、滅茶苦茶ふざけた文体ではありますが、その背景にある膨大な知識には、今回も頭が下がりました。

    それにしても、小笠原諸島における鳥の調査、中でも西之島における調査にはロマンを感じます。
    地球の変遷、生物の進化、人類の来し方、科学の存...続きを読む
  • 無人島、研究と冒険、半分半分。
    絶海の孤・南硫黄島での調査の様子を楽しく伝えてくれる本。表紙からしてユニーク。

    「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」もそうでしたが、難しい内容もジョークを交えながらかなり砕いて(ときには砕けすぎるところもあるけどそこは愛嬌で)説明してくれるので、どんどん読み進めてしまいます。
    孤島での調査な...続きを読む

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