作品一覧

  • 帝国ホテルの流儀
    3.3
    1巻693円 (税込)
    日本を代表する宿泊施設、帝国ホテル。父親、自身と二代にわたり帝国ホテルの社長を務め、お客様をお迎えしてきた著者。豊富な海外経験を生かし、今では常識となったバイキングや立食パーティー等のサービスを根付かせるなど日本のホテル文化に大きな影響を与えた著者が、第一級のおもてなしの精神と経営哲学を語る。また、これまで接したハリウッドスターや各国のVIPのたたずまい、白洲次郎ら名士との交流の逸話を通し、帝国ホテル流のさりげなくも奥行きのある、サービスの流儀を伝える。【目次】チェックイン――百マイナス一はゼロである/第一章 もてなし/第二章 学び/第三章 極み/第四章 育て/第五章 営み/第六章 ふるまい/チェックアウト――後悔しない生き方/犬丸一郎略年譜
  • 帝国ホテルの流儀

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    帝国ホテルの伝統を楽しめる、帝国ホテル好きの必読書。帝国ホテル社長だった犬丸氏自身による、著作です。

    帝国ホテルの伝統を受け継ぎ、更に新しい事に社長自身が取り組む姿勢は、なるほどそこまでやるのか的エピソードも多く、大変面白い。

    かつ、彼自身の自伝にもなっていて、ホテルマンとしての帝王教育を帝国ホテル社長でもあったお父さんから受けている点、幼稚舎からの慶応ボーイであることなど、洋風のジェントルマンとして育った彼は、実にダンディー。ファッションなんかも、あの時代からイタリアのブリオーニでスーツを仕立てるなど、これまた粋な男。

    一方で、ホテルの裏方の泥臭い仕事もしっかりこなすなども、人間として

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    2012年11月14日
  • 帝国ホテルの流儀

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    さらっと読める。帝国ホテルの元社長の一人称語り。
    ハイソな世界が広がってて、楽しかった。
    こういう一流ホテルを定宿にできるような身分になりたいな~(笑)。

    オペラ歌手の藤原義江氏のセリフで「船だったら一等を予約する。しかしホテルならその国で最高のホテルのいちばん安い部屋を予約する。」というのに、ちょっと感心。

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    2012年07月19日
  • 帝国ホテルの流儀

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    元帝国ホテルの社長犬丸一郎の自伝的経済書

    一番心に残った場所は、育ちの中にあるスペシャリストについての話

    基本的にジェネラリストが良いと言われる現社会

    でも、なにか一つのスペシャリストになることこそが成功への一歩なんではないかと、感じさせられた

    帝国ホテルには宿泊したことはないが、人生に一度は体験してみたくなりました

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    2012年07月03日
  • 帝国ホテルの流儀

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    著者が86歳の時に書かれた自叙伝的な本。ホテルマンらしい?文体や言い回しが読んでいて心地良かった。いつか帝国ホテルに泊まってみたい。

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    2020年06月21日
  • 帝国ホテルの流儀

    Posted by ブクログ

    父の跡を継ぎ、海外の多くのホテル勤務での経験を経て、帝国ホテルの社長に。
    徹底したホテルのサービス内容、関わった様々な人から受けた影響、そして自らの経営論や部下との付き合い方などが語られる。

    エリートで育ちの良い家庭の方です。ちょっとベクトルの違う問題かもだが、やはりある程度家が裕福だと可能性も広がるよな、と少なからず思ってしまう私。

    しかし、帝国ホテル、泊まったことないけれど、結婚式に列席をした経験はある。エレベーターの照明を明るさにこだわったり、徹底した清掃や接客など、機会があったら見てみたい。個人的に清潔でスタッフの対応の良いホテルは好きだし。
    マイホテルでもある日航ホテル(あ、ヒル

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    2016年06月21日

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