作品一覧
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3.3日本を代表する宿泊施設、帝国ホテル。父親、自身と二代にわたり帝国ホテルの社長を務め、お客様をお迎えしてきた著者。豊富な海外経験を生かし、今では常識となったバイキングや立食パーティー等のサービスを根付かせるなど日本のホテル文化に大きな影響を与えた著者が、第一級のおもてなしの精神と経営哲学を語る。また、これまで接したハリウッドスターや各国のVIPのたたずまい、白洲次郎ら名士との交流の逸話を通し、帝国ホテル流のさりげなくも奥行きのある、サービスの流儀を伝える。【目次】チェックイン――百マイナス一はゼロである/第一章 もてなし/第二章 学び/第三章 極み/第四章 育て/第五章 営み/第六章 ふるまい/チェックアウト――後悔しない生き方/犬丸一郎略年譜
ユーザーレビュー
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Posted by ブクログ
帝国ホテルの伝統を楽しめる、帝国ホテル好きの必読書。帝国ホテル社長だった犬丸氏自身による、著作です。
帝国ホテルの伝統を受け継ぎ、更に新しい事に社長自身が取り組む姿勢は、なるほどそこまでやるのか的エピソードも多く、大変面白い。
かつ、彼自身の自伝にもなっていて、ホテルマンとしての帝王教育を帝国ホテル社長でもあったお父さんから受けている点、幼稚舎からの慶応ボーイであることなど、洋風のジェントルマンとして育った彼は、実にダンディー。ファッションなんかも、あの時代からイタリアのブリオーニでスーツを仕立てるなど、これまた粋な男。
一方で、ホテルの裏方の泥臭い仕事もしっかりこなすなども、人間として -
Posted by ブクログ
父の跡を継ぎ、海外の多くのホテル勤務での経験を経て、帝国ホテルの社長に。
徹底したホテルのサービス内容、関わった様々な人から受けた影響、そして自らの経営論や部下との付き合い方などが語られる。
エリートで育ちの良い家庭の方です。ちょっとベクトルの違う問題かもだが、やはりある程度家が裕福だと可能性も広がるよな、と少なからず思ってしまう私。
しかし、帝国ホテル、泊まったことないけれど、結婚式に列席をした経験はある。エレベーターの照明を明るさにこだわったり、徹底した清掃や接客など、機会があったら見てみたい。個人的に清潔でスタッフの対応の良いホテルは好きだし。
マイホテルでもある日航ホテル(あ、ヒル