作品一覧

  • 現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵小説
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    1巻2,860円 (税込)
    ミステリの形式や題材を更新しつつ、ジャンル外の諸要素も取り入れた現代ミステリを気鋭の作家10人から見定めるミステリ論集 ゲームやネット文化など周辺ジャンルと過去の遺産をともに取り込みながらも、独自の拡大と発展を続けるミステリ。特殊設定ミステリや異能バトルミステリといった二〇一〇年代の潮流を踏まえ、発展を牽引する代表作家を論じ尽くす。

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  • 本格ミステリの本流 本格ミステリ大賞20年を読み解く
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    1巻2,420円 (税込)
    本格ミステリ作家クラブ協賛 本格ミステリ大賞20年を論考し、21世紀の本格ミステリの本流をするどく抉る評論集!! ミステリ作家、評論家の参加する団体・本格ミステリ作家クラブ会員の投票により、その年もっとも優れたミステリとして決定される「本格ミステリ大賞」。2001年からスタートしたこの賞の受賞作に投票をした会員によって受賞作・受賞作家の論考をまとめ、本格ミステリのより濃いエッセンスを抽出する本格ミステリ作家クラブ20周年記念論集。

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  • プレイヤーはどこへ行くのか――デジタルゲームへの批評的接近
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    1巻2,200円 (税込)
    変化を続けるデジタルゲームのあり方を2010年代を中心に論考し、ゲームがどうあろうとしているのか、そして考える! デジタルゲームというメディア固有の体験は我々の世界観をどのように変えるものなのか。物語や表現を分析する従来の批評の枠組みだけでは、ゲームとは何かを論じることは容易ではない。インタラクティブ性に代表されるゲームの特質を解読するため、これまでにない視点を開拓した新時代の評論集。

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  • 東日本大震災後文学論
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    1巻2,750円 (税込)
    「震災後」は終わっていない。いまだつづいている。 3・11で人々が受けた大きな抑圧、傷そして失望 創作者(クリエイター)は物語を用いて希望を再稼働させる!! 3・11以降、おびただしい数の「震災後文学」が書かれた。故郷と肉親・友人・知人の喪失、原発問題、放射線による生物の変容、被災地と非・被災地の温度差、東北と東京の温度差、政権への批判、真偽不明の情報と感情の洪水としてのSNS、記憶や時間感覚の混乱、死者との対話、「書けない自分」「無力な自分」へのフォーカス、復旧・復興、言論統制や自主規制、ディストピア化した日本、テロやデモや群衆蜂起、戦争文学との接続……さまざまな作品、さまざまなテーマがうまれた。3・11以降にうみだされた「震災後文学」を扱う渾身の評論集。

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  • ビジュアル・コミュニケーション
    3.5
    「ポストiPad」や「ポストYouTube」の視覚的イメージの文化事象が、そのメディウムからジャンル定義、産業基盤、ビジネスモデル、創造性……などなど、あらゆる局面においてそれまでとは違う、大きな変化にさらされている。 このような現状においては、「映画批評」「テレビ批評」「ゲーム批評」……などといったこれまでの個別のジャンルに特化した批評や研究の語り口だけではその多様で流動的なイメージのありようを捉えてゆくには不充分である。 より柔軟で多様な視点から、今日の視覚文化の見せるさまざまな動きを俯瞰的にすくいとる視覚文化批評。

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  • ビジュアル・コミュニケーション

    Posted by ブクログ

    「動画? なにそれ、おいしいの?」と、子どものしゃべりをそのままコピってただけの私にとっては、役立つ本でした。

    各論者の関心・ターゲットも、対象に切り込むスタイルも違うのに、どこかでつながってる感じがするのは、私の気のせいではないかもしれない。
    特に面白かったのは、視聴者を分析して「望み通り」の映画を作っても実際に見るとイマイチで。「中の人」に多額のギャラを払ってCGを動かしているって、一連の話。
    これって、昔話が語り手を選ぶのと同じ事だよね、多分。手を変え品を変えて、時代は繰り返す、か。

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    2015年12月04日
  • ビジュアル・コミュニケーション

    Posted by ブクログ

    映画、CM、ネット動画、ゲームなどの映像に関する論集。主に映画についてピックアップして読んだ。共同討議1が興味深かった。

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    2016年03月21日

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