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ユーザーレビュー サイコパス・インサイド ある神経科学者の脳の謎への旅 ジェームス・ファロン / 影山任佐 神経科学者でありサイコパスである著者の自伝です。 著者がサイコパスと判断した脳スキャン画像は、なんと自分でした。 家系や環境や遺伝的特徴の調査、友人・家族へのインタビューによって自らを科学的に研究していきます。 サイコパスにも健常者と同様に個人差があり、全てが犯罪者となるわけではありません。 著者も...続きを読む犯罪歴はありませんが、思考はサイコパスなのでしょう。 しかし、健常者ほどではなくても社会と共存できています。 実在するサイコパスの一人の例として、本人の言葉によって認知できる一冊。 Posted by ブクログ サイコパス・インサイド ある神経科学者の脳の謎への旅 ジェームス・ファロン / 影山任佐 翻訳がとても難しかったり誤字脱字が多いのが難点、言葉の意味を調べて見たらそもそも日本語ではなく中国語だったりとかもありましたが、それを差し置いても内容は面白いです。 当初は著者の自慢話の羅列のように感じられますが、後半に進んでいくと面白い。 2章が脳科学の用語が多く、難解なのでその辺の知識がない方に...続きを読むは苦痛だと思いますが、サイコパス的な脳を持っている人物が書く文章を堪能できるという点でも、オススメです。 Posted by ブクログ サイコパス・インサイド ある神経科学者の脳の謎への旅 ジェームス・ファロン / 影山任佐 雑談が6割強 ・脳の部位ごとに機能が異なり、どの部分が強く働くかということが、その人の性格に大きく影響する。 ・これらの脳の成長は個人差があり、20代後半〜30代で成熟するのが一般的だが、60代などになる場合もある。 ・性格は、遺伝による先天的な脳が、環境による後天的な刺激を受けることで形成される...続きを読む。 親と同じような環境になる、同じような行動をとるというのは、後天的な刺激による影響。 ・大別して以下2つの働きがある 理性的認知=他者の思考を理解する力 情緒的認知=他者に共感する力・・これが欠けているとサイコパスと呼ばれる Posted by ブクログ サイコパス・インサイド ある神経科学者の脳の謎への旅 ジェームス・ファロン / 影山任佐 ひとりの神経科学者が、研究のために撮った自分及び家族のMRI写真の中に、サイコパスの特徴的所見を持つものを見つける。てっきりどこかから紛れ込んだものだと思ったのだが、調べてみるとそれは自分の脳写真だった。 これはかなり衝撃的な出来事で、人によっては立ち直れないくらいのダメージを受けると思う。 しかし...続きを読む彼は、多少のショックを受けたのち、これを公にし、講演のネタにしたのだ。 サイコパスというのは、学問的な定義はいまだに定まっていない。 ただ、一般的には、浅薄、尊大、欺瞞、後悔のなさ、共感性欠如、無責任、衝動性、目標欠如、信頼性の欠如、易怒性などがあげられる。 人の痛みに無感覚で、非人道的な行為をしても公開することがないので、残虐な殺人事件の犯人がサイコパスであると言われることもある。 しかし著者は決して残忍無道な人物ではない。 多少羽目を外しがちなところもあるが、愛する妻と3人の子どもがいて、親しい友達もたくさんいる。 社会的にも成功している神経科学者だ。 そこで彼は、考える。 脳の機能障害はあるけれど、自分はサイコパスではない。 では、サイコパスになる場合とならない場合は何が違うのか。 サイコパスと言われる人たちの、実に90%もが幼少期に虐待を受けているという。 サイコパスになりやすい脳の機能障害を持つ人は決して珍しいものではない。 だから愛情深く育て、反社会的行為をきちんと教えれば、多少の欠点は残るものの社会的不適合者にはならない。 欠点のない人間なんてそもそもいないのだし。 つまり、何かの折に自分がサイコパス特有の脳をしていることがわかっても、慌てふためくことはないということ。のようです。 テーマとしては極めて面白いのですが、いかんせん文章が悪い。 英文の直訳なのかもしれませんが、日本語としてこなれていないため、文意を読み取れなくて何度も読み直す部分が多々ありました。 そのうえ誤植もあったりで、本当に読みにくくって残念。 Posted by ブクログ サイコパス・インサイド ある神経科学者の脳の謎への旅 ジェームス・ファロン / 影山任佐 脳科学者がひょんなことから自身がサイコパス(精神病質者)だとわかったことをきっかけに脳の機能と精神病との関係を自分を症例として考察したことに関するエッセイ。 この本自体が読者のレベルを全く省みず専門用語のオンパレードで、まさにそのことが著者自身の精神病質を物語っている。研究結果に基づく考察は説得力が...続きを読むあり、バラエティ番組によく出ているナンチャッテ脳科学者が言っていることがあてにならないことがよくわかった。専門性が高い本なので、翻訳者が精神病学者で、訳がこなれておらず理解するのに骨がおれた。 Posted by ブクログ ジェームス・ファロンのレビューをもっと見る