作品一覧 2020/05/08更新 折口信夫伝 ──その思想と学問 試し読み フォロー 最後の弟子が語る折口信夫 試し読み フォロー 釈迢空全歌集 値引きあり 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 岡野弘彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 釈迢空全歌集 折口信夫 / 岡野弘彦 民俗学者にして歌人の釈迢空の歌をすべて収める決定版。ぽつりぽつりと言葉を編みながら、自己の内面へ深く降りていく語り口が魅力的だ。「葛の花 踏みしだかれて 色あたらし。この山道を行きし人あり」「人も馬も 道ゆきつかれ死ににけり。旅寝かさねるほどのかそけさ」「道に死ぬる馬は、仏となりにけり。行きとどまら...続きを読むむ旅ならなくに」「ながき夜の ねむりの後も、なほ夜なる。月おし照れり。河原菅原」「なき人の 今日は、七日となりぬらむ。遭ふ人も あふ人も、みな 旅人」「たゝかひに果てし我が子の 還り来し夢を語らず。あまりはかなき」「山の葉のわかやぐ村に かへりゐて つくづくに思ふ。われは死なざりき。」「いまははた 老いかがまりて、誰よりもかれよりも 低き しはぶきをする」 Posted by ブクログ 折口信夫伝 ──その思想と学問 岡野弘彦 何度も読もうとしては挫折してきた折口。折口の年譜的歴史と個々の論文・短歌等の作品を行きつ戻りつして読者を導いてくれる本作を読み通して、折口独特のあの文章、思考過程の幾許かが理解できたような思いである。 Posted by ブクログ 岡野弘彦のレビューをもっと見る