作品一覧

  • 世界ナンバーワンの日本の小さな会社
    4.0
    1巻1,465円 (税込)
    「新しい時代のモノづくり、心の時代の経営のあり方、仕事の仕方、いきざまを教えられます。」 坂本光司(法政大学大学院政策創造研究科 教授)氏 推薦! 小さくても、いや、小さいからこそブランドをつくりたい! 日本が誇る世界ナンバーワン企業のニッチ・トップ戦略を徹底取材!ニッチ・トップ戦略の新定義 小さくても大きく成長したブランド「イチローズモルト」「ソメス」を育ててきた張本人である、肥土伊知郎氏(ベンチャーウイスキー取締役社長)、染谷昇氏(ソメスサドル代表取締役)への徹底取材から、「ニッチ・トップ戦略」を紐解いていきます。 私はこの取材を通して、ベンチャーウイスキーの肥土社長やソメスサドルの染谷社長が、真のイノベーターであることを実感しました。 両社が扱っている商材は、ウイスキーやカバン・バッグというモノであり、私たちの住む世界にとって特に目新しい類の商品ではありません。 それにもかかわらず、なぜ後発で“ナンバーワン”の称号を手に入れられるまでになるのでしょうか? 「秩父で造ることにこだわったウイスキー」「馬具職人がつくるカバン・バッグ」という“意味”を見出し、それを基盤に“世界で唯一の物語”による価値を発見しています。 このブランド価値を創造する過程こそが、特に中小・ベンチャー企業にかぎらず、公的機関や支援機関の方々も含めたリーダーにとって、両社長から学ぶべきもっとも大きな教訓であると私は確信しています。 しかも、両社長とも「ほぼゼロ」からブランドをスタートさせているように、挑戦することの価値を教えていただけます。 肥土社長、染谷社長の生い立ちや成長、気づきについて知りたい方にとって、読み物としても読み応えがあります。 ブランディングの実践を学びたい方は第3章「小さいけれども、地元に愛されて、独り立ちするブランドづくり」までお読みいただければと思います。 本書で取り上げた企業・・・ ・ベンチャーウイスキー ・ソメスサドル ・さくらひめプロジェクト ・四万十とおわ ・小田急百貨店 ・石垣島スパイスマーケット ・ミマツ工芸
  • 地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた
    4.5
    “東京”をハブに全国・世界を目指す、絶対負けない地域ブランドのつくりかた いま地域創生や農林水産・中小企業の再生が大きな社会課題になっていますが、 ものづくりや観光資源を活用した「地域ブランド」の創生・商品作りを、 いったいどのように具体的に進めていったらいいのでしょうか? 「ものが売れない」「誰も来てくれない」・・・こんな従来の地域開発が抱える 最大の悩み事を乗り越えるためにどうしたらいいのか、 地域の強みを発見し売れる商品をつくるためのコツが、一冊の本になりました。 支援機関(国、地方自治体、商工会、商工会議所、地銀、NPO法人)や事業者(地方の中小企業)には、地域ブランドをつくりあげるためのスキーム、なかでも「モノを売るノウハウ」が決定的に不足しているのが実状です。 “今治タオル”や“マザーハウス”などの日本発のブランドを発掘し、 東京の百貨店でカリスマバイヤー・マーチャンダイザーとして活躍した著者がいま取り組んでいるのは、 官民の立場を乗り越えた日本各地の地域ブランドづくりの最前線に出向いて地域資源の発掘や販路開拓の支援であり、 「地域名」を冠したブランド開発です。 また、著者が発見した重要な点「地域ブランドは土地に宿る」という点は見逃せません。 シャネル、ルイ・ヴィトンのロゴには地名がついていることを見ても明らかですが、 ブランドにはパリなどの「地名」が結びついています。 本書には、土地の持つ特徴、ウリを発見し、 売る側からの「売れる商品」「定番商品」のつくり方のノウハウをはじめ、 地域発商品を作る人、応援する人にとってなくてはならない情報が詰まっています。 もちろん、著者が手がけたプロジェクトの中にも、 無事に大きく育って自立できるようになったブランドもあれば、 結果が出ずに終息してしまったプロジェクトがあります。 そうしたトライ&エラーを通して集積していったノウハウの精度が、 ようやくある一定のスキームを持ってみなさんにご紹介できるレベルまで高まりました。 本書は、地域発のものづくりに携わる人、 地域産業を応援する人(バイヤー、行政マンや商工会、銀行員などの支援者、教育に携わる方)が 困ったときに相談できる本として、 また地域プロデュースを志す人へ向けた参考書として、 はたまた新たなビジネスモデルを探すエリートビジネスマンのネタ本として、 これからの地方創生に必携の一冊です。 本気で地域発の商品をつくりたい方やそれを支援する人にとって一番わかりやすく、実践的なバイブルです。
  • 地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた

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    地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた2015/6/15 著:山本 聖

    地域を活性化したいと崇高な理想をもってプロジェクトを立ち上げて、たとえ良い商品をつくったとしても、「モノが売れない」「誰も来てくれない」という事態が多発している。

    しかし、従来の支援機関や事業者は、地域ブランドをつくりあげるためのスキームや「モノを売るノウハウ」を十分に持ち合わせておらず、まらそれらを地域内外で保管するネットワークに出会う機会がないことが、日本の地域ブランド抱えている大きな課題となっている。

    本書の構成は以下の8章から成る。
    ①地域ブランドとは何か
    ②出口から考える市場化
    ③売れる地域

    0
    2018年10月21日
  • 世界ナンバーワンの日本の小さな会社

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    地元のバーでマスターが語り知る。余市を嗜み酔うも物語(誕生秘話)の記憶は鮮明だ。苦難苦闘の末にジャパニーズウィスキー(JW)が世界へ先んじ挑む様は誇らしく。ソメスサドルから技術経営を学ぶ。

    0
    2017年06月23日
  • 地元で愛され全国区へ 東京で勝てるブランドのつくりかた

    Posted by ブクログ

    日本の伝統的なものを取り入れて物作りしたいと頭の隅で思っていたので参考になった。
    いざアクションする時に手元に置いておきたい

    0
    2022年02月18日
  • 世界ナンバーワンの日本の小さな会社

    Posted by ブクログ

    地域活性化を考える上で、学びの多かった一冊。
    以下思ったこと。

    6次産業化について。
    1×2×3の発想って、大体3のアクターが1、2をサポートする形で動いてることが多い。
    けどよく考えたら大事なのって、そもそもの2であり1なんだよなぁ。
    良いモノでなければそもそもどんなに販路構成しても売れないよ。

    じゃあ今3で取り組んでる企業はどうするか。
    1や2に出資するのも方向は間違いなさそうなんだけど、もっと深くのめり込まないといけないと思う。
    出資どころか自分がやるくらいの意気込みじゃないと。

    でもそれには設投が必要だったり、色々ハードルはあるし
    何よりそれが本業じゃないから、人生かけるようなリ

    0
    2018年08月27日
  • 世界ナンバーワンの日本の小さな会社

    Posted by ブクログ

    ソメスサドル

    同社のものづくりへの想いとは、「馬具職人のプライド」です。

    馬具に求められる性能とは、第一には絶対に壊れないことであり、第二には「人馬一体」となるための繊細な気配りと調整です。

    「ソメス」とは、フランス語で”頂点”を意味する”ソメ”からつくられた造語です。英語で”鞍”の意味の「サドル」を足し、ソメスサドルは「最高の鞍」という意味をもつブランドとして立ち上げられました。


    エルメスも馬具を今でも作っている。
    例えば素材です。上質な革を入手するために各メーカーとも苦慮しているところですが、エルメスは牛の育成段階まで自社で把握しているそうです。


    経営者にとって、もっとも重要

    0
    2016年08月03日

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