日本の教育がどれだけ海外と差があるかをまざまざと感じる本だった。
特に、自主性や即興性が日本の教育には足らない。
イスラエルの日常は戦争や暴動と隣り合わせで、常に困難な状況でも平常心で、日常生活を過ごさなければならない。
そのカオスがあるからこそ、大人も子供を頭を使って、生きるための行動をする
...続きを読む。困難やギリギリの生活だからこそ自然と頭を使う。
若いうちに兵役を経験することでその自主性や即興性に磨きがかかり、さらに同じ窯の飯を共にした仲間との強固なネットワークができる。それが将来の起業へとつながり、「起業大国」と呼ばれるイスラエルの基礎となっている。
子供の頃に、あえて危険な場所や道具で遊ばせているのも、子供の自主性を鍛えるため。日本であれば親が割って入って止めるであろう。
今この本を読んで、CHUTZPAH の精神を学べてよかったです。自分は独立してカオスに首を突っ込んだことで成長できたと感じ、この本に書かれている内容にも非常に共感できました。
今も戦争や暴動が起きていて危険な国ですが、一度は足を踏み入れて、現地の人と話したり仕事をしてみたいです。
おすすめできる本です。