今年読んで正解だった本の1冊です。
人がいない。仕事が膨大。周りから「ご愁傷様」と言われてしまう部署に配属された著者がたどり着いた、1週間分の仕事を1日で終わらせる境地。
文体も非常に読みやすくて、コラムも含めて読み物としても面白いし、実際にこの本を読んでから上司に「もう終わったの。早いね」と言われ
...続きを読むることが増えて、正直うれしい。
能力が急に上がったわけではもちろんなくて、優先順位を変えたり、意識を変えたりしたことが結果に繋がったもの。
特に有効だったのは、①ボール(仕事)を受けたらすぐ離す、と④ゼロベースからはじめない。
少しの工夫で作業効率が全然違うからおもしろい。
仕事は寝かせておくと増えていくので、重要度、緊急度による優先順位も大切だけど、すぐ終わる仕事は先に仕上げてしまうのが吉ですね。褒められるし、気持ちも楽になるし、言うことない。
それから、分レベルじゃなくて、秒レベルの時間短縮にも意識を配ろうと思えるようになったのも大きいです。
小さな積み重ねですが、毎日のことなので積もり積もると大きいですね。
こういう良本って、読んだ直後は一番自分の仕事に反映させられるけど、時間が経つとうまく定着させられたもの以外は忘れさられがちなんですよね。
忙しい日が続いたらまた読み返したいので、本棚に入れておくこととします。