作品一覧 2016/05/27更新 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか 試し読み フォロー 1~1件目 / 1件<<<1・・・・・・・・・>>> 石坂泰章の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか 石坂泰章 世界全体で7兆円とも言われる巨大なアート市場では、サザビーズやクリスティーズに代表されるオークションが大きな役割を果たしている。有名な絵画やあるいは一見意味不明な現代アート作品が高額で落札されるとニュースにも取り上げられるので、オークションについてのイメージは誰でも何かしら持っているだろう。でも、そ...続きを読むんな華やかさはオークションのほんのひとつの要素でしかない。オークションに至るまでにはさまざまなドラマがある。 本書では、サザビーズジャパンの前社長が、オークションの舞台裏やアート産業について紹介している。本書に書かれたエピソードはどれも面白くて、どんどん先を読みたくなる。アート産業にかんする読み物はたくさんあるけれど、まずは本書を読んでみると良いだろう。 Posted by ブクログ 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか 石坂泰章 サザビーズやクリスティーズなどの「オークション」についてから始まり、資産としてのアートについてまでまさに「アートの裏側」を垣間見ることのできる一冊。 自分もここまでのアートコレクションをすることはできないけど、自分の手の届く範囲で「自分の直感」を信じたコレクションをすることが一番良いのだということ...続きを読むは改めて実感できたかな。 Posted by ブクログ 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか 石坂泰章 ・オークションは3Dビジネス death(死去),divorce(離婚),debt(負債)のタイミングで遺産や資産が処分されるから ・オークションの付加価値は ①匿名性 出品者は身元を隠したい(持っていることがばれると自分たちが資産家であることがばれるから) ②信頼性 本物かどうか、ナチスの盗...続きを読む品じゃないかを徹底的にオークション会社がリサーチする この2つがC2Cのオークション(ヤフオクやメルカリなど)と違うところ ・評価される作家の条件:その作家抜きには後世の美術を語れないか ・爵位のないアメリカでは美術館館長が最高の名誉 →そのために、最初に10億ドルの小切手を用意し、在任中に最低100億円くらいを寄付する ・日本は文化の中間層がない。独創性よりも効率重視になる(だからせっかく一流の建築家がたてた建物にも、張り紙などをばんばんする) →中間層を増やすにはアートに接する機会を増やすしかない。 ex. MITでは、大学所蔵の3000ドル以下の作品を1年間学生に無償貸し出ししている Posted by ブクログ 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか 石坂泰章 アート市場やオークションに至る流れを紹介してくれる。アート市場は物好きの道楽ではなく、立派な産業であり、ビジネスとなっていることを知らされる。 Posted by ブクログ 巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか 石坂泰章 オークショニアの仕事はいろんな仕事の混ぜ物のような感じだということ。 売り手としての美術品コレクターに対しては長い年月をかけて関係性を築いて売り物を入手する。相続などのタイミングで売り物が出る ⇒不動産の営業マン VIPの買い手は入口で顔パスができるようにマネージャークラスが会場の入り口に交代で...続きを読む立つ ⇒高級車ディーラーの販売店と同じやり方 美術品のオーソライズを行う。 ⇒美術員としての知識 Posted by ブクログ 石坂泰章のレビューをもっと見る