レイ セレスティンの作品一覧

「レイ セレスティン」の「アックスマンのジャズ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • アックスマンのジャズ
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    【英国推理作家協会賞最優秀新人賞受賞】1919年のニュー・オーリンズで、斧を使って殺人を繰り返す、アックスマンと呼ばれる犯人。「ジャズを聴いていないものは殺す」と予告までする殺人鬼を懸命に追う男女がいた。人種差別の強い街で、黒人の妻がいることを隠して困難な捜査を続けるタルボット警部補。ある事情から犯人を捕まえるようマフィアに依頼された元刑事のルカ。ジャズマンと共に事件の解明に挑む探偵志願の若い女性アイダ。彼らの執念で明かされる衝撃の真実とは? 実際に起きた未解決事件をもとに大胆な設定で描く、英国推理作家協会賞最優秀新人賞作。
  • アックスマンのジャズ

    Posted by ブクログ

    ニューオーリンズという場所、ジャズ勃興の時期という舞台設定に惹かれ読んだが、かなり面白かった。実際の事件、実在した人物がフィクションの中にうまくからんでくる。ルイ・アームストロングの伝記にもなっている。話は複数の人間の立場で展開していき、要所で絡み合っていきながら、事件の全体像が明らかになっていく。通勤時に読み始めたが、読むのを止められずに困った。家で一気に読み終えた。テレビドラマ化されるようですが、観てみたいですね。次があるとしたら、舞台はおそらくシカゴで、やっぱりジャズと絡むんでしょうね。

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    2016年05月22日
  • アックスマンのジャズ

    Posted by ブクログ

    最後まで続くミステリー。結末はこれだったか。
    クレオールなので ラフカディオハーンを思いだしたが、1か所、懐かしく登場した。

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    2019年07月20日
  • アックスマンのジャズ

    Posted by ブクログ

    マニーフレッシュの地元がニューオーリンズと知り、漠然と憧れ、その後ジャズの聖地とやっと知ったわけでございます。自分にとってこの本は教科書のようなものでございました。合衆国の中でも独特の歴史を歩んできていて各地区ごとに人種のコミュニティができており、それによって今回の事件が起きてしまった訳ですが。コミュニティ自体は悪くないのだが、なぜだか対抗意識が生まれてきて命を奪ったりするのは、本末転倒でございます。しかし集団にいると麻痺してくるのです。そこにあるルールが自分の天命であるかのように。

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    2019年01月27日
  • アックスマンのジャズ

    Posted by ブクログ

    1日平均70ページ。1週間かけて読んだ。登場人物がなかなか覚えられないし、展開が頭に残ってなくて、はて・・・?
     できれば一気に読みたかったのですが、それでも十分面白く読めた。
     ジャズがもっと物語の中で重要な意味を持つのかと思ったけれど、そうじゃなかったのが少し残念かな。

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    2016年09月28日
  • アックスマンのジャズ

    Posted by ブクログ

    このシリアルキラーのアックスマンに『マークスの山』のマークスの面影が重なるのは私だけ?少女探偵のボディーガードというか、ナイト気取りのサッチモが微笑ましい。同じ事件を追いかけている三人が殆ど出会わず、それぞれに真犯人や黒幕を突き止めるって、面白いパターン。

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    2016年08月29日

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