スニーカーの歴史を愛着を込めて書いてある本。
知っている人には常識なんだろうけど、知らなかった事がたくさん書いてあった。
アディダスとプーマが兄弟の分裂により生まれたということ。
ナイキがオニツカタイガーを参考にしていたということ。
スニーカーにかかわっている人物がたくさんでてきて対談(思い出話
...続きを読む)をする形式が異様に面白い。こういう人たちがスニーカーの文化を作ってきたのか、スニーカー愛でつながっているコアな仲間なんだなぁと思う。
また、切り口がなかなか面白く、スニーカーの歴史は、スポーツへの技術革新が第一にあり、ファッション性(ヒップホップ、スケーター)の比重がどんどん増していったことがわかる。日本でのナイキのエアマックスブームに対しては、当時意味もわからず嫌悪していたが、仕組というかどのように盛り上がっていったかの経緯がわかり面白かった。
いままで、スニーカーは歴史は意識したことなく、ほとんどデザインで選んでいて、最近機能やはきごごちが気になってきていたが、歴史を知ってしまったので、いろいろなスニーカーに興味がでてきてしまった。
歩いている人の足元をしげしげとみることが多くなっってきた。