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  • 双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    「うつ」が繰り返し襲ってくる。いつまでも治らない「うつ」。うつ病という診断は、間違っているのではないか。もしかしたら双極性障がいかもしれない。 双極性障がいと診断されるまでに13年を要した著者が自身の体験をもとに、その症状ならびに確定診断されるまでの経緯、具体的な治療、双極性障がいと上手につき合っていくコツ、同じ障がいをもつ当事者へのインタビューをまとめた。本書は双極性障がいのみならず、幅広く精神障がいを抱えている方にお届けするピアサポートブックである。

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  • 双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ

    Posted by ブクログ

    凄くリアルかつ繊細に書き記してくれている。
    薬というのは症状を完治させるのではなく緩和させるものとして効果を与えてくれる。
    こうやって一つ一つのお薬について具体的に実体験を解説を交えて記録してくれているのはネットの記事よりも貴重だ。
    上手に向き合うことが大事だ。

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    2022年12月23日
  • 双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母がこの病気だった。私が生まれた時から入退院を繰り返すほどの症状だったけれど、子供の私はそんな母のことなんてさっぱり分からなかった。ろくに家事もせず寝てばかりで、子供の事にはあまり関心がなく自分だけの世界。突然情緒不安定になったりゲームセンターでお金を使い込んだり。そんな母を軽蔑していたし、母親っていうのはそういうものなんだと、諦めて自分の感情を圧し殺していた。

    大人になって、人とコミュニケーションをとるのに何か違和感のある自分がいた。自分ではその違和感の正体が分からずずっともやもやしていたけれど、何気なく母の話をしていた時に、私のもやもやの原因の一部が母の病気にあるんじゃないかと指摘する人

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    2017年07月18日
  • 双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ

    Posted by ブクログ

    双極性障害Ⅱ型の著者が平易に病気について解説した本。

    1.症状(躁、うつ、混合状態、ラピッドサイクラー)
    2.著者の病歴
    3.治療(受容、薬物療法、心理社会的療法)
    4.コツ(注意サイン、医師の選び方、生活で注意すること)
    5.当事者インタビュー(男性、女性)

    となっている。平易で書かれており分量も多くないことから、最初の1冊としては良い本ではないだろうか?

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    2016年04月05日
  • 双極性障がい(躁うつ病)と共に生きる 病と上手につき合い幸せで楽しい人生をおくるコツ

    Posted by ブクログ

    あくまで医療専門家ではない当事者の体験談

    同意できない点も少なくない(ex.勝手に徹夜、減薬のコントロール)ものの、
    双極の書籍自体が少ない状況で、学術書以外の幅を持たせようという出版社の意欲は感じられる。

    ◆気になった点
    ?薬物躁転
    著者も、よくある、長期の別疾患の診断(うつ病)→抗うつ剤(パキシル等)→薬物躁転
    と病状が悪化するサイクルを辿ったという。
    よく、都市伝説的に語られる「薬物躁転」は、どれほどの効果があるものなのか?
    よい解説に出会っていない。
    効果が一生もの(躁うつサイクル発現)だとすれば、双極持ちはうつ病診断からまず入るので、薬物躁転→病状悪化となる確率が高いはずだが、そ

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    2018年10月29日

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