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  • 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話
    3.8
    1巻770円 (税込)
    JRの「みどりの窓口」に置かれている時刻表としてお馴染みの『JR時刻表』。およそ450万の文字が詰まったこの時刻表は、どのようにして編集されているのか。『全国観光時間表』創刊から半世紀、手作業の積み重ねである活版印刷の時代が長く続き、技術開発が発達するにつれて、その制作工程は変わっていった。通巻600号を迎え、国鉄~JRの変遷とともに歩んできたその歴史を振り返りつつ、編集部員ならではの仕事の裏側や秘話などを綴る。これを読めば、数字に埋め尽くされた時刻表も、楽しさが増すこと間違いなし!? 時刻表編集部OB 「正確な時刻表を作り上げる」。その精神は、工程がコンピュータ化された現在も脈々と受け継がれ、平成25年3月には、交通新聞社の前身である弘済出版社時代から数えて600号の『JR時刻表4月号』発刊に至った。時刻表編集のOBが、半世紀にわたりその礎を築いてきたプロ集団の血と汗の足跡を伝える。
  • 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話

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    久しぶりの鉄道本。時刻表は当然のことながら各駅の正確な発着時刻が掲載されて当たり前。しかし、その編集・校正作業は他の書籍とは格段に違う大変な作業である。自分は日本交通公社の時刻表を愛用してきたが、A4版の大時刻表は気になる存在であった。JR時刻表が発売された時には、記念にJTB時刻表と一緒に購入したが、JR時刻表は後発のものという印象だった。

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    2017年08月26日
  • 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話

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    20年くらい前までの鉄道弘済社時刻表の作成裏話。なぜ、監修時刻表が、JR発足時にJTB版から鉄道弘済社版に変更となったのかという部分などは、とても興味深かった。

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    2015年05月12日
  • 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話

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    <目次>
    序章   鉄道の夜明けと時刻表の誕生
    第1章  活版時代の時刻表制作
    第2章  活版から電算写植へ
    第3章  『大時刻表』から『JR時刻表』へ
    第4章  『JR時刻表』で比較する50年今昔

    <内容>
    弘済出版社(現交通新聞社)は、JTBと共に時刻表を発行していた。最近時刻表を買わないので知らなかったが、JTBは、国鉄がJRになったときに時刻表から手を引いていたんだ。現在は『JR時刻表』一本なんだね。鉄道がどんどん無くなっていく中、今後の時刻表はどうなるんだろう。発売は約10年前で、もう変わっているんだろうね。

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    2022年12月27日
  • 「時刻表」はこうしてつくられる 活版からデジタルへ、時刻表制作秘話

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    イタリアでは15分までの電車の遅延は遅延に入らず、ニューヨークでは到着予定時刻に「will be」と書かれている、では日本はというと、1分で遅延扱い。そんな日本の緻密な鉄道運行を支えた、というか期待させたのが、時刻表。ダイヤを組む、という意味ではなくて、利用者の手に渡る印刷物です。その時刻表の制作背景の今昔と、それに伴って鉄道サービスの変遷を語る、というか懐かしむ本。僕は鉄道にそれほど思い入れはないけれど、いつも時刻表って作るの大変だろうなあ、と思っていた。想像どおりというか、想像以上に大変そうだ。デジタル化されてスピーディになった部分はあるけれど、活版時代のもくもく(は、黙々と、紫煙にひっか

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    2013年07月08日

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