超有名な「アイディア・スイッチ」著者が満を持して約10年ぶりに書き下ろした本。
ブレストという題材に特化しているため、「アイディア・スイッチ」を読んだ時ほどの驚愕は無かったが、まぁ良本。知ってる内容が多いので身に付けられた項目は限定的かな。
オンラインブレストでzoomでブレイクルームを使って複
...続きを読む数チームに分かれてブレストやるなど最新の内容が盛りだくさん。ブレストの時間配分や出されたアイディアの比率などブレスト実施時のノウハウ盛りだくさん。
youtubeでの講義動画も多数。
<以下、ネタバレメモ>
・良いアイディアのスクリーニングの仕方として「魅力度」と「実現可能性」の2次元グラフを書いてそこに複数のアイデアをプロットしていく。
→概ね4%、16%、16%、64%の比率に落ち着く
→早く実現したいならば「実現可能性」重視、ビッグヒットを狙うならば「魅力度」重視
・ブレストでアイディア出し尽くした後に「あと1ダース出そう!」→「もう1ダース出そう!」で最後に出したアイディアの中に金の卵が眠ってることが多い
・脱線を2つまで許容
→脱線がアイディアの膨らましに有効な場合有り。脱線中に脱線することまでは許容。さらにそこから脱線した場合は「アイディアに話を戻そう」と発言すべし
・ブレストをするのに良いテーマ
→テーマによって発想が拡がるか否かが決まる
→テーマ持ち込み者が自分で数個簡単に出せるか試してみる
→出なければ類似の言葉や反対の言葉など文章をずらしてみる
・アイディアが出たら身近なターゲットの人にたくさん聞いて早くダメ出しをしてもらおう
→そこからの改善案が良いアイデア
ブレストは対面じゃないとなぁ~と思ってるけどやってみるかなぁ~
手元のアイディアスイッチをパラパラめくってみて智慧カードとSCAMPERカードを100均トランプに言葉を貼って一人でやってみよう。