コードウェイナー スミスの作品一覧 「コードウェイナー スミス」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー 三惑星の探求 コードウェイナー スミス / 伊藤典夫 / 酒井昭伸 「嵐の惑星」 これほどの作品が本邦初訳ということに驚いた。 訳されていない=面白くない、とは限らないらしい。 Posted by ブクログ 三惑星の探求 コードウェイナー スミス / 伊藤典夫 / 酒井昭伸 人類補完機構の全短編が読めたという喜びと共にこれで全てなのかという淋しさもある。 エッシャーの建てた美術館でダリやクリムトの作品を鑑賞するような楽しみは飽きることが無い。 Posted by ブクログ スキャナーに生きがいはない コードウェイナー スミス / 伊藤典夫 / 浅倉久志 SF。連作短編集。はじめての作家。 20世紀から130世紀にわたる未来史。時間的なスケール、世界観的なスケール、どちらも驚異的。 内容は、背表紙にあるように、「奇妙で美しく、グロテスクで可憐」。一言では表現出来ない、あらゆる魅力がある。 好きな作品は「マークエルフ」「昼下がりの女王」「ガスダブルの惑...続きを読む星より」「スズダル中佐の犯罪と栄光」。 以下、印象的な作品のメモ。 「第81Q戦争」 見世物としての戦争。森博嗣『スカイ・クロラ』に酷似。 「マーク・エルフ」 主人公カーロッタの生い立ちが素敵。マンショニャッガーがよいキャラ。 「昼下がりの女王」 前話から続く物語。後半はジュヌヴィーブ夫人代筆らしい。ロマンチック! 「スキャナーに生きがいはない」 デビュー作らしい。65年前の読者は、この異様な物語をどう感じたのか? 「星の海に魂の帆をかけた女」 夫人との合作。ラブロマンス。夫人が絡むとロマンチックな作品になる傾向が。 「人びとが降った日」 8200万人が空から降ってくる、この設定だけでも刺激的。 「青をこころに、一、二と数えよ」 タイトルのセンスはベストか。 「鼠と竜のゲーム」 ネコSF。ネコ可愛い。 「ガスダブルの惑星より」 夫人との合作。ショート・ショート。グロテスクなファーストコンタクトもの。ブラックさが良い。 「スズダル中佐の犯罪と栄光」 短編としては濃密すぎる世界観。 Posted by ブクログ 三惑星の探求 コードウェイナー スミス / 伊藤典夫 / 酒井昭伸 SF。中短編集。 人類補完機構シリーズが5作品。うち4作品はキャッシャー・オニール・シリーズ。 キャッシャー・オニールの物語は、冒険小説の趣向が強い。 情景描写の美しさと、キャラクターの魅力が素晴らしい。 やはり「嵐の惑星」がベストか。ト・ルースが魅力的すぎる。 「三人、約束の星へ」は極めて特殊なキ...続きを読むャラ設定・場面設定が印象的。好きだなぁ。 シリーズものの作品以外は、あまり好きではなかった。「親友たち」が良かったくらい。それでも、人類補完機構シリーズの作品を読めるだけで大きな価値がある一冊。 それにしても、なぜこんなに美しいのか…。これで全作品が翻訳され、コードウェイナー・スミスの新たな作品を読むことができないことは非常に残念。 Posted by ブクログ 三惑星の探求 コードウェイナー スミス / 伊藤典夫 / 酒井昭伸 壮大なSF、ファンタジー、神話的、宇宙史。 その一部分を1長編と3中短編集で垣間見ることが できるが、残念なのはその全てを知る 神に等しい人物が全てを明らかにする前に 未来の世界に帰ってしまったこと。 そして、うっかり数千年分の歴史を紛失したこと。 作者も読者も不完全燃焼であろう。 完全に整っている...続きを読むと想像される構想が 部分的に提示された、この不完全さが 無限の想像力を伴い、惹きつけられるのかもしれない。 Posted by ブクログ コードウェイナー スミスのレビューをもっと見る