意外な結果というものはなく、やっぱり灘や開成といったエリート校を出た人は、それなりの職業に就き、そこそこ満足のいく成果を出せているのだなぁと思った。世間の人が期待しているような、ガリ勉をしてきたから、人間関係がうまく築けないということもなさそうです。
ただ、印象的だったのが、「開成は素直な気持ちで
...続きを読む生きていける場所です。しかし、一歩外へ出れば、人間関係は嘘とかけ引きの世界ということころがあります。開成で6年間育つと、そうした世界に対応することが難しくなります。」という卒業生の言葉です。確かに、開成くらいになると、みんなそこそこ実力がある生徒ばかりだから、人の足を引っ張ったりする必要もないのだろう。能力のない人に限って、人を陥れるのが上手だったりするのが世の常なので、周りにそういう人がいない環境も社会に出て困るのかもしれない。
最後に、灘と開成の共通点は「生徒の自主性」とのこと。やはり、無理やり勉強を詰め込んでも、先が知れているのでしょうね。