会社の同期からの勧めで購入した本。
法務部の同期曰く、
「営業であればこの1冊で十分とのこと。」
・民法では契約を「原則として自由な行為」と考えている。=「契約自由の原則」
・原則は自由であるが、強行規程(労働基準法、商法とか既にある法律)には従う。
・押印(捺印)、契印、割印、消印、訂正印、
...続きを読む捨印
など基本的な「契約」のベースになる考え方、実務上注意すべきポイントの記述がありがたい。
契約書に押す判子の種類は、今まで理解していなかったのは非常に怖いと思った。
確か10°cafeの金銭消費貸借契約書の捺印をした時、
契約書の上の辺りに「捨印」を押している気がする。
仕事で土地建物の賃貸借契約書の内容確認をしたり、
契約締結前の文言修正をしたりする機会が増えた。
営業職の実務における「契約」の大枠を掴むには良いと思う。
逆に専門的なことを学びたいのであれば、効果は期待できない。
契約書について理解を深めるならば、
実際の契約書の事例をたくさん見て、
契約書の文言修正などの実務に数多く関わることが、
近道だと思う。