2016年7冊目
著者は理論物理学博士で予備校で数学を教えながらソムリエ養成講座もしている多才な方。
理論物理学者だけあって、ワインの性質を要素に分解して、しかもわかりやすく分類。
白なら「酸」「甘み」「ミネラル」「柑橘」「ボディ」
赤なら「酸」「甘み」「ミネラル」「ベリー」「タンニン」「ボディ」
...続きを読む例えば同じシャルドネ種のブドウでも産地によっての違いがわかりました。
本書のポイントはワインだけでなく、それぞれの性質のワインをどの料理と合わせると良いかという視点で書かれています。
最初に料理のメニューがあり、そこに対して合うワインという書き方です。
料理もとんかつや焼き鳥、うなぎや中華料理など日本人が普段口にするものです。
本書を読むとワインの知識もつくし、とにかく料理とワインを早く組み合わせみたくなります。
ワインにそれ程興味ない方にも是非読んでもらいたい一冊でした。