何かに依存すると怖い目にあう。タバコ、酒、ギャンブル、白い粉などが代表だが、今の時代、スマホ依存、ゲーム依存といった新たな手強い依存になるものがある。
一度、快感という泥沼にはまってしまうとなかなか抜け出せなくなる。生活のリズムが乱れる、食生活、学校生活、勤務態度も乱れていく。そして、親、学
...続きを読む校の先生、会社の上司に注意されると「うっせえ、うっせえ、うっせえ
わ」と言い、「あなたが思っているより健康です」と開き直る。
さらにひどくなると学校や会社に行くのがいやになり、自分の部屋に引きこもるようになり、人と関わることがなくなり、最悪の場合、引きこもってこの道数十年の自宅警備員になる可能性が出てくる。
依存物とされるものには一定の条件があるとしていくつか挙げている。第1の条件は、その物質や活動により快楽を得られること。そして第2の条件は、飽きがこない、飽きにくい、続けられる。
スマホ依存を助長させると危惧しているのは、プロゲーマーという言葉だ。著者も危ないワードと指摘している。ゲームは他のスポーツと違って、指導する体制や管理する体制もなく、「自己責任」という名の「放置」だとも指摘している。
プロになれる人はほんの一握りなのはどの世界も同じだ。プロゲーマーを目指していることが「周囲の批判や自己の罪悪感をかわす強固で危険な盾になり、さらに依存症の悪化・長期化をまねく可能性がある」と述べている。
まあ、プロゲーマーでなくても、ひきこもりで医学部受験を15年以上続けている人がいるからなあ。これはプレジデントオンラインで読んだ記事だ。言い訳にする理由として最強ツールになるのかな。「15年目のひきこもりくらい多めに見てよ」なんて、本人限定だが。
持続可能な目標(SDGs)がメディアで話題になっているが、悪い意味でのSDGsになってしまう。
依存するとどうなるか理解させた上で、スマホを持たせないと新たなスマホ依存者を増やすことになるので学校や家庭で教えたり、話し合う機会を持った方がいいなあ。