ジェイムズ・ヤッフェの作品一覧 「ジェイムズ・ヤッフェ」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ / 小尾芙佐 「家政婦は見た」を思い出させるお話でした。 市原悦子さんは実際起きた出来事を見たり、体験したりして事件を解決しているけど… このママのすごいところは!息子から聞いた話しと何個かの質問だけですんなり解決してしまう! おそるべきママの人生経験。 さくさくお話も進むのでさっぱり読みやすい1冊です。 Posted by ブクログ ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ / 小尾芙佐 抜群の面白さ!!!!! 短編集なのに一気読みしてしまった!!!! 会話のテンポも良いし、ママの尽きぬお喋りは読んでて飽きないし、安楽椅子探偵ものってこんなに面白いのかと初めて教えてもらえた気持ち。大満足!!!! Posted by ブクログ ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ / 小尾芙佐 安楽椅子探偵もの。 『ミミズクとオリーブ』の妻や、ミズ=マープルなど家庭や小さな世界で生きている女性が、「人の営みや心の動きは変わらない」とばかりにお料理や編み物をしながら、謎を解くスタイルは同じだが、基本上品な科のご婦人たちと比べると、この『ママ』は一味違う。 ブロンクスに住むユダヤ系の未亡人は、...続きを読むがみがみうるさいし、大学出の嫁の鼻をへしおるチャンスを常に見逃さない、ママっていうよりおふくろ、いや『オカン』だ。大阪の下町に住んでいる豹柄着ている系の。 息子がママの様子うかがいに週末一緒にとるディナーの席で、警察官である彼が冤罪を産みかけているのを少ない質問で阻止するのである。 洗練されていないし、意地悪なところもあるんだけれど、涙もろく感動やさんのママがあざやかに事件を料理していくさまはスカッとする。 内緒にしていたはずのテストの点数がなぜかばれていたり、友達と喧嘩した日の夜の夕食が自分の好物だったりとママは何でも知っている。 最後の『ママは憶えている』は若き日のママのママが愛する娘の危機にママの上をいく頭脳を駆使して奮闘する様が描かれているが、デイヴィッドがいつか生まれるかもしれない子供に同じようにできるかははなはだ心もとないと思いつつも、似たような繰り返しはあるんだろうなと思わせる。 専門的な知識はほとんどいらない、肩の力を抜いて楽しめるシリーズ。 あと、翻訳家のプロフィール、名作中の名作ばかりを訳していてすごい。 Posted by ブクログ ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ / 小尾芙佐 連作短編8つ。 人生経験豊富なママが、息子の刑事から殺人事件の話を聞いて3つ4つ質問をしただけで事件を解決してしまう。 時々口をはさむ嫁とママの棘のある会話も楽しい。 奇抜なトリックではないのも良い。穏やかな気持ちで全編を読める。 ちょっと口が悪いママの人生が一編一編に書き込まれ、だんだんいとおしく...続きを読むなる。 Posted by ブクログ ママは何でも知っている ジェイムズ・ヤッフェ / 小尾芙佐 ママが強い安楽椅子探偵物で、古典的名作であるのに古さは感じさせない、十分に今も面白い作品だ。短編なので読みやすいし、ほんとうにママが強い。 おつむの強さ、視点と気づき、閃き、そして経験とさらに強いママのママ(?)の存在により、このママは強いママにママでママ 意外にも警部とは良い感じだし、息子の嫁との...続きを読む関係も喧嘩するほど仲が良い感じだし、息子同様にちょっと冷やってするやりとりもあってその点も面白かった。 Posted by ブクログ ジェイムズ・ヤッフェのレビューをもっと見る