作品一覧 2023/09/28更新 7分間でゾッとする7つの話 試し読み フォロー もしも日本人がみんな米つぶだったら 試し読み フォロー 山口タオショートショート集 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> 山口タオの作品をすべて見る
ユーザーレビュー もしも日本人がみんな米つぶだったら 山口タオ / 津川シンスケ わたしは最近になってようやく、ただ単におこめが世界で一番優れた主食であるではばかりだけではなくて、古来より日本人にとって生きていくうえで、最も必要で大切な存在であることがわかるようになりました。 ですが、日本人の食べるお米の量が減り続け、この本の当時では40年前の半分にまで減ってしまった お米が減...続きを読むれば、やがて田んぼが減る。日本の風景が消えていく。日本の心がなくなる。 と訴えています。 昔の日本人達はお米をたくさん食べていましたが、そんなに太っていた人たちはいなかったはずです。 ですからお米をたくさん食べても、別に問題がないはずなのです。 わたしは最近から意識してお米をたくさん食べるようにしていますが、もっと多くの日本人達が毎日お米をたくさん食べるようになったほうがいいと思います。 Posted by ブクログ 白のショートショート ふられ薬 山口タオ 「このたびは新刊見本プレゼントにご応募いただき、誠にありがとうございました。厳正なる抽選の結果、あなた様が当選されましたので、賞品をお送りいたします。おめでとうございます!」 という添え書きとともに白っぽい本が送られてきた。夫がそれを見て不思議がっている。 「おかしいなあ、そんな本のプレゼントに応募...続きを読むした記憶がないぞ」 「いいじゃないの、くれるっていうんだから貰っておけば」妻はいたってお気軽に考える性質である。 「いや、これはもしかしたら国際的な陰謀組織によるメッセージかもしれない。24もの短編があるのが怪しい。この題字の1番上の文字をつなげて行くと、ある言葉が浮き上がるとか」 「ばへね、たよかきつふは、おなかあしすかほごおたぞは」妻が読み上げる。 「ほれほれ、まるで和歌みたいじゃないか!」 「意味は?」妻が聞いてくる。 「わからない。だから、これから調べてみよう」 それから夫は、大学院文学科に入り直し、古代文字の研究を始めた。そうすると、この歌の意味が解明される前に、幾つもの新発見古代文字を発見し、退職後の老年世代が羨む遅咲きの准教授になったのである。 「それで意味はわかった?」妻は再度聞いた。 「わかったよ」夫は自信満々に答えた。「まあね、つまらない梅雨は、とっても面白い本読むに限る。‥‥つまり、本は愉しんだ者勝ちって意味だよ」どうやらかなり強引な解釈だったらしく、誤魔化すように夫は呵呵と笑った。 講談社さま、プレゼントありがとうございました。とっても愉しませて貰いました! Posted by ブクログ 白のショートショート ふられ薬 山口タオ 黒より面白かった。最初の「バッハの時間」が良い意味で゛いかにも゛な作品で、そのままよいテンポで読み進められた。 Posted by ブクログ もしも日本人がみんな米つぶだったら 山口タオ / 津川シンスケ 実は算数の本。あまりにも膨大な量を置き換えて考えてみます。ごはんが毎日食べる身近なものなので、とてもわかりやすく楽しく読み、考えられると思います。読み聞かせにも使ってみたい。 Posted by ブクログ もしも日本人がみんな米つぶだったら 山口タオ / 津川シンスケ パンも好きだけど、やっぱり毎日一膳は、ご飯を食べたいなぁと思っている。 これは、お米についてわかりやすく説明してくれている絵本である。 お米の写真と絵で見やすい。 お茶碗一杯のごはんって何つぶかなぁ?から始まり 1合なら約8000つぶ。 炊いてお茶碗1杯ごはんは、4000つぶ。 平均1日2杯で1合...続きを読むとすると家族はどのくらい食べる? などと単位も10合で1升。10升で1斗。10斗で1石。 江戸時代の百万石の大名とは、100万石のお米がとれて、100万人を養える豊かなとのさま、という意味である。 …などなどと詳しくある。 お米の量を知ることでもっとお米を大切に噛みしめて食べようと思えたかな。 Posted by ブクログ 山口タオのレビューをもっと見る